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せんこーこーこーりーしゃった!った!

LDHに負けた腐女子、遂にライブへ行く ~THE RAMPAGE LIVE TOUR 2017-2018 GO ON THE RAMPAGE 1/16 大阪公演感想~

 みなさんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。私は今仕事が一週間休みな最中で超エンジョイ中です。今この文章を温泉施設の休憩所で書いています*1。温泉最高、ドヤ顔ポメラ最高(痛い)。
 そんな私ですが、先日、休みを利用して初LDHなライブを体験してきました。SECOND推しって言ってたので当然初めてのryはSECONDだと思うじゃないですか、違うんです。THE RAMPAGEだったんですよ。。。

 ライブは超楽しかったです、これが最初で最後のTHE RAMPAGEライブ参加だろうと思っていたけど、次も行きたくて仕方ないです。本当に悔しい。というわけで、せっかく休みで余裕もある*2ことだし、軽く感想文を書こうと思います。 言いたいこと気が済むまで書いてたらまた16000字ほどになってしまいました。キモ。

 ※この記事はレポではありません。初めてLDH文化に生で触れたド新規による自己満足感想文で、セトリがどうだとかメンバーがどうだったかとかいう話はほぼありません。布教記事でもないよ。

 追記で始まります。

 


<前回までのあらすじ(読まなくて良いです)>

mi8no.hateblo.jp

 上記記事参照。※でもこれ約16000字に及ぶクソ自分語りオナニー記事なので読まなくて良いです。

 要するに、『2017年晩秋、マイナージャンル爆走こじらせ腐女子のサノは突如、最も悪しき存在と見なしていたEXILE及びEXILE TRIBEにドハマりてしまう。未だかつてない屈辱感を味わいつつもサノはその沼をエンジョイし、2018年を迎えようとしていたのである。ちなみに三代目J Soul Brothersから入ったはずなのに、なぜか最推しユニットはEXILE THE SECONDになっていた』みたいな感じです。

 

<THE RAMPAGEのライブに行くことになった背景(読まなくて良いです)>
 『サノは春にあるEXILE THE SECONDの某公演のチケットを購入を購入し、胸を踊らせる日々を送っていた。そんなサノにはもう一つ胸を躍らせるイベントが控えていた。仕事の都合上強制的にとらされる一週間の連続休暇である*3。サノのその休みは1/16~の一週間だった。

 その休みの間に何をしよう、そう思い、軽い気持ちでLDH系でちょうど休み中に近場でライブやってるアーティストはいないだろうかと調べたところ、THE RAMPAGEが16日(と15日)に大阪で、しかもaccessのファン的には馴染み深いオリックス劇場でライブをやることを知る。
 別にTHE RAMPAGEの熱狂的ファンでもないが、元々曲が好みだった、すぐ行ける大阪での公演、ちょうど休み初日で体力がある状態、これからもっと勢いを増していくであろう彼らのメジャーデビュー後初ライブツアーというプレミアム感、心のどこかにあった、「毛色が違う人たち埋め尽くすドームにいきなり行くのは怖い、もっとキャパの低いところで助走をつけたい」という思い及びそんな思いにばっちり応えてくれそうなオリックス劇場での公演があるという事実、これはもう行くしかないと思いネットでチケット購入サイトを検索。しかし、当然*4チケットは既に完売していたのである。

 諦めかけていたその時、いろいろ縁があって、チケットを格安で譲ってくれる人と出会うことが出来、サノは奇跡的にTHE RAMPAGEのライブに漕ぎ付くことに成功したのであった』みたいな感じです。

 

<ライブ当日~開場前の記録>
 やっと書きたかったところがかけるぜ毎回のごとく助走が長すぎる遅濡だぜ。そしてここからは謎ナレーション口調ではなく、自分の口調全開で書こうと思います。

 まあまずド平日にライブを行うってこと自体驚き&さすが大手って感じなんですけど、まあ物販がガッラガラ。ほぼ待たずにグッズが買えました。爽快でした。さすが平日。ちなみに、開場時間頃には鬼ほど並んでいました。みんな普通は学校やら仕事やらを終えてから来るもんだよね。あと事前販売もあるしね。福利厚生が凄い。

■グッズの話
 フラッグは必須だなと思ってとりあえず買うつもりでいたんですけど、あとトンチキおもしろグッズにあっぱれチップ枠(?)でフィンガーバンドも買いました。金が無駄

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 あまりに肌が汚すぎて表面を加工という柔派な技を使ってしまいました、どうかお許しください。

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 ちなみに公式ではこう使うように説明されている。わかる

 不良というかストリートギャング色強めのユニットなので、本来ならメリケンサックが作りたかったのでしょう(違う)。しかし、そこはラブドリームハピネス、人を傷つけると企業理念に反してしまうので、綿生地で作られたフィンガーバンドが生まれたのであった(本当に違う)。ふわふわで当然誰も傷つけないハートフル仕様で草でした。ラバーバンドかと思ってこのふわふわ生地が出て来た時は三度見してしまいました(ちゃんと説明文読めよ)
 あとタオルも買ってしまいました。か、勘違いしないでよねっ! べ、別に、手を洗ったとき用のハンカチ忘れて困ってたし、なんか当日は暑くて汗も出てたのでちょうどタオルが必要だと思ってたからついでに買っただけなんだからねっっ!!!*5

 

■CDの話

 実はRAMPAGEのCDは一枚しか所持していなかったので、なんかポスター貰えるっぽいしついでに買っちゃおうとしたのですが、天下のLDH(というかCD販売会社?)もアコギな商法やってるんですね、会場でCDを買うとバックステージに招待?とかのチャンスがあるスクラッチカードがもらえるそうなんです。

 「まあ~、パンピー色が強いこの世界でそんなCD買う奴おるん?」ってなってたんですけど、隣の列に来たLDH仙人玄人っぽい化粧の濃いギャルの方が涼しい顔何枚も購入してて超COOOOOOOL!!!!!!!!! しかもこのアーティスト超駆け出しアーティストやぞそれを加味すると尚更COOOOOOOOL!!!!!!って感じでした。見た目はオタクと真逆な感じなのに、やることはオタクみたいでオリックス劇場の入り口でユニバーサルを感じました(は?)*6

 で、オリックス劇場行ったことある方なら分かると思うんですけど、オリックス劇場って目の前に公園があって、そこに客は並ばされたり、たむろしたりするんですけど、既に会場に来ていた人たちの服装の謎の黒率。オタクに負けない黒率。なぜ。....と思ったんですけど、たぶんアーティストが黒色強めであるからだろうなと思い、とりあえず勝手に納得。でもやっぱオタクみてえと思いながら辺りを見回すと、トレーディンググッズを広げトレードをしている(多分)光景。この光景、アタシ前に見たことあるッ.....! ペダステで.....! ということで「ジャンルが違うだけでみんなやってることは同じなんだな」みを感じました。

 

<開場~開演前の記録>

■ドキドキ☆初めての☆QRチケット入場☆
 私は怯えていた。QRチケットという未知なる文化に。お世辞にも規模が大きいとはいえないアーティストばかりハマってきた(=紙チケットがデフォルト)私にとって電子チケットはマジ謎の転校生でしかなく、本当にこんなので入場出来るのか、と。しかしそれは杞憂に終わった。ありえんほどあっさり入れた。これが当たり前、寧ろ紙チケットのほうが転校生状態だという世代がこれからバンバン出てくるのかと考えると一瞬で10歳ほど年をとった気がしました。

 

■私が知っているオリックス劇場ではない 異国の地状態で怖い

 私は委縮していた。会場内がめっちゃ怖えええええ........。同じクラスだったら絶対仲良くなれないような人ばかりや......。陽キャのオーラが半端ねえ....おまけにヒップホップ色強めのユニットなので会場に流れている曲が悪そうな奴らは大体友達そう(=ヒップホップ系でめっちゃ””””ワル”””””)......陽気な雰囲気に押しつぶされそう......って感じの空間が広がっていたのです。
 なんというか若い、とにかく若い!!! いや年齢的には同世代な人が殆どなんでしょうけど、なんかいろんなことが若く感じる!!!! 勢いが凄い*7!!!!
 顔に推しなタトゥーシール。わかる。でも私はしない。逸る気持ちを抑えきれず開演前だというのにめちゃくちゃはしゃぐ。わかる。でも私はしない。何故か私の席の真後ろで自分の席の感想を言う。わかる。でもry。なんか派手な恰好のガチ勢。わかる。晴れ舞台だもんな。
 なんか上手く言葉に出来ないんですけど、とりあえずなんというか若さ故感溢れる光景が広がっていて、異文化を感じまくりました。その中でも制服姿な女子高生はマジハンパなく輝いていましたね。。。。学校帰りにライブ、しかもまだ駆け出しな若手アーティストのライブ参戦。最新で良いものを自然にキャッチできるのは女子高生の感性だけ、眩しすぎるぜ*8。(?)

 ところで、私はLDH文化で未だに恐れているものがございます。勿論キャラフェルトの文化です。

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 こういうの 「キャラフェルト」の検索結果 元お笑いオタなので吉本興業のアレにしか見えない

 LDHのライブではキャラフェルトと呼ばれる、いわゆる推しの似顔絵イラストを元に作られたフェルトの何かを首から下げる文化があることは昔から知っていたのですが、本当に存在する文明だった.....................。
 当たり前のように推しの生首キャラフェルトを首から下げて歩いているこの歩くパワーワード感にロックと少女の無敵性()を感じました(?) 陽キャはすげーよ、いろいろ周りの体を考えてしまう私*9には絶対絶対なれねえよ。
 そんな感じで異文化光景を楽しんでいたのですが、私の隣に座った方はそんな異文化の集合体(要するにガチ勢)みたいな方でマジで怖かったです。キャラフェルト装備は勿論のこと、なんかこの人10秒に一度は会場を見渡している。そしてその時ポニーテールで私の肩を殴ってくる。こんなに殴っているのに気づかないのヤバすぎるよ。そしてなぜかいきなりおこわのおにぎりを食べ出す。いや時間帯的に気持ちはわかるけど。でも匂いがめっちゃこっちに来るよ。ポニーテールが当たるよ。普通に怖いよ。

 おにぎりはともかく、ポニーテール攻撃やめてくれって気持ちだけど、せっかく楽しみにして来てるのに、萎えさせたくないし若いジャンルではなんてことないことなのかもしれない。なによりここは陽キャが主導権を握っている世界。新参者知識なし陰キャの私にはなんの力もないんや........っていうか会場に響き渡るヒップホップの曲めっちゃええやん......とりあえずメッチャ怖い.....重めのキックとラップ最高に気持ち良い......ライブ中はしゃぎまくってポニーテールで延々と殴られながらライブをみることになったらどうすればいいんだ.....と怯えているとライブが遂に始まりました。

 

<公演中の記録>

■爆破テロ級の悲鳴 ここはデカい教室
 な、なに?! 爆破テロか.....?! と思ってしまうほどの、会場が暗くなったとたん会場を包みこんだ悲鳴声たち。メンバーたちが出てくると悲鳴はさらに大きくなりました。悲鳴に負けず天上から振ってくる謎クソデカTHE RAMPAGEロゴ*10。いろんなものの勢いが凄くて爆笑してしまう私(ごめんなさい)。しかしそんな陰キャ一人の笑い声は陽キャたちの黄色い歓声にかき消されていったのであるーー.....。

 曲が始まってもやまない悲鳴。思い思いに推しの名や今胸に抱いている思いを口にする客たち。メンバー同士が絡むと最期だ。歓声で会場が決壊しそう。ハイエナの如く集結する感半端ない。曲を聴いているのか。あと噂には聞いていたけど旗の位置が本当に高い。これはいつもいるジャンルだと即学級会レベルや。学級会.....? そうか、ここは陽キャが主導権を握っている世界、実質教室や。デカい教室や。

 そしてこの狂気はきっとこれは今日に限ったことではない、これがきっと普通なのだろう。それに対してポッと出陰キャが異議を唱える権利はない。そしてここはなによりデカい教室。陽キャ至上主義の世界。教室の角で推しジャンルに対する思いを延々と語り続ける陰キャにはなんの力もないのだ。陰キャはおとなしく陽キャにしたがいま~~~す。 

 っていうのを一曲目で悟り、何も考えず楽しむことを決意しました。要するに悲鳴で理性がとんだということです(?) あ、でも誤解されたくないので言っておきますが、バラードとか聴かせる曲の時は静かでしたし、だんだん悲鳴は落ち着いていきましたし、なんなら最前列に見張りも柵も何も無かったのに大事にならなかったですし、アーティストたちが客席にやってきたときも通路が塞がらなくて治安めっちゃ良かったです*1120180624追記:岡山公演の時目張りあったので、多分大阪もあったのでしょう.....。

 些細なことでも学級会を巻き起こすオタクジャンルが滑稽にみえてきました。これが陽キャの世界なのね....! っていうかデカいとこなので公式が(オタクコンテンツのとこよりは)しっかりしてるんでしょうね。

 

■フラッグが大分食った綿菓子みたいになるんだけど

 で、旗ふるのめっちゃ難しくない? すぐクルクルに丸まってだいぶくった棒に刺さった綿菓子みたいなことになるんだけどなにこれムッズ、教えて玄人ってなったんですけど、周りみたらみんなも食いかけの綿菓子みたいなことになってたので安心しました。何言ってんだコイツって感じでしょうけどマジ食いかけの綿菓子みたいになるのでライブに行ってみてほしい。あと本当に旗がすっぽぬけた。

  っていうか旗は光らないので、暗転した時にマジで会場が闇に包まれるのが新鮮でした。「ステージ上は幻の世界」的なロマンがあるなと思いました(?)アンコールのコールをしている時、暗転の中で本当にうっすら輪郭だけが見える状態のメンバーが「もっと!」と煽ってるのが見えたの激エモでした。

 

■エンタメ空間感が凄すぎる ~ありえんほど楽しい~

 いろいろボロクソ言ってきましたが、自分以外のファンと自分のタイプの違いだとか、そんな話はどうでもいい! って思わせてくれる程ライブはめっちゃ楽しかったです。いろんなアプローチで楽しませてくれたあたり、エンタメ集団と名乗るだけあるなと思いました(何様)。

 彼らはダンス&ボーカルユニット?であり、バンドでもアイドルでもありませんし劇団でもスポーツ選手でもありません。でも、彼らの曲はハイクオリティなので単純に音楽を楽しむことも出来るし、メンバーのビジュアルが全体的に良い*12し、ただ単純に踊っている彼らはかっこいいのでアイドル的な楽しみ方も出来ますし、謎のユニットの世界観演出コーナー(※詳しくは後で説明します)は観劇とまではいきませんが、物語を楽しむ時のような魅力がありますし、さすが天下のLDHに若くして見初められた(誤解を招く言い方)人物たちで構成されたユニットなだけあって、ただ単純にダンスがめっちゃくちゃ上手いのでスポーツ選手的な楽しみ方も出来ます。

 なんというか、各エンタメジャンルの良いとこ取りなエンタメ空間がそこには広がっていました。「『エンターテイメント集団』ってなんなんだよ」って思っていましたが、正に「エンターテイメント集団」って言葉が良く似合っていました。別にTHE RAMPAGEに限ったことじゃなくて、LDH系だと普通に見られる要素だけどね でも私は初めて生で見たので超新鮮だった

 

■ただ単純に曲が良すぎる

 ただ単純にTHE RAMPAGEの曲は良曲しかない!!!!!! 

 ヒップホップ色強めのユニットというとどうしても、黒くて髭でごつくてダボダボのズボンで坊主で金色のネックレスな人がドスの聴いた音楽に合わせてヨーヨー言ったりラップしてる泥臭い姿が頭を過りますが、大丈夫、RAMPAGEの曲はただヒップホップ系といっても、なんか小洒落ている!!! 

 ヒップホップ+α(多分EDMとかニューディスコとかトラップとかHDMとかそこらへん)でネオなヒップホップ感が半端ない!!!! シティ感が半端ない!!! 低音が最高!!!!! 初心者向けヒップホップ感半端ない*13! 親しみやすい! 彼らのヒップホップは光る土です!!!!(????) という訳で公式の動画貼っておくので聴いてください。

 あ、話ズレるんですけど、Suchmosってバンドいるじゃないですか、ああいう感じの曲が好きな人は多分刺さる感じの曲です*14。双方から一緒にするなって怒られそうだけど*15


THE RAMPAGE from EXILE TRIBE / Debut Single「Lightning (Music Video) 」

 デビュー曲です。いきなり尖りまくっている。超ヒップホップだし悪そうな奴ら大体友達そうなビジュアルで怖いですけど、後ろでトラップだったりダブステップだったりエレクトロっぽい音がしてる(多分)のが新世代のヒップホップ感あってめっちゃ良くないですか。私が元々音ゲーマーでDAクラスタなので電子音に慣れてるのもあるかもしれませんが、洗練されてて親しみやすい。あと画に若さがあふれてて良い。


THE RAMPAGE from EXILE TRIBE / 2nd Single「FRONTIERS (Music Video) 」

 サムネがこえーよ。ダンスの治安が悪りーよ。こえーよ。なんですけど、分かりやすく彼らの世界観を表してて良い。そして20代前半が殆どな激若ユニットなのにラップがクソほど上手いし、電子音に映えるハイトーンなボーカルが良い。そして悪い音楽なのに歌声は美青年特有のクリアな美声なのも良い。EXILE TRIBE界の異素材ミックスファッションや(それ褒めてるの)


THE RAMPAGE from EXILE TRIBE / 「Dirty Disco」 (Music Video)

 知ってるか、曲名に「dirty」か「disco」か「night」か「dance」のどれか一つでも付く曲にハズレはないんだぜ(※個人的感覚)。ということを知っているかのように、タイトルに二つも使っている欲張りな曲なだけあって、とってもニューディスコやネオ80's感があって爽やかで最高。あと、この動画だとちょっとしか出てこないので、あんまり伝わらないと思うんですけど、壁の落書きで良く見る矢印みたいなあれをモチーフにしている演出がめちゃくちゃいいので是非フルで見てほしい。世界観も良いんだけどその話はまた後でします。

 また話ズレるんですけど、ライブでこの曲やってくれたんですけど、めっちゃ小さいミラーボールが天上から降って来たのめっちゃじわじわきました。そして、2018年に「ディスコ!」と叫ばされる世界がこんなところにあったとは....!

 

 みたいな感じで曲がめっちゃくちゃにノリが良くて最高なんです、私的にはドツボなんですよ。それをライブでやるのでまあ楽しくない訳がないんですよね。ヒップホップ系のユニットなので、手を上下に振るよう(ラッパーがよくやってるあれ)煽られるんですけど、あの動きありえんほど楽しい。あれをしながら体を揺らすと楽しさMAXだったんですけど、周り見てみると体を揺らしながら楽しんでる人そんないなくて、「そうか、ここは音楽ユニットのライブ(=音楽を一番の楽しみに来ている)ではないもんな」ってなりました。でもヒップホップ曲特有のあのノリ方と体を隣の人に当たらないようにちょっと揺らしながら聴くと楽しいよ。とりあえずいつも聴いている音楽は当然ヒップホップ系ではないので、あの動きが新鮮で楽しかったです。

 こんなに曲が良いのに売上がぶっちゃけLDH的には芳しくないのが悲しいです。やっぱヒップホップは女の子にはウケないのか.....感ありますけど、曲は本当にバリバリかっこよくて良いし、女が駄目なら男に向けて売るよう仕掛ければ良いと思うので(軽く言うんじゃあないよ)、この路線止めてほしくないところ......。これから売れるためにヒップホップ路線を捨てて、ポップな路線に行ってしまったら寂しいな。

 でも冷静に考えたら彼らまだデビューしてやっと1年が経ったって感じなので、そう考えると1年目にしてはめちゃくちゃ良いよね。これから一体どうなるんだろう。

 このままではいつになっても終わらないので、さらっと書きますが、歌詞も若さ溢れていて良い(雑)。

 

■世界観が徹底されていて良い

 もうさっき貼ったMV見ていただいたら分かると思うんですけど、THE RAMPAGEは世界観・コンセプトが徹底されててめちゃくちゃ良い。(解釈間違ってたら本当にすみませんなのですが、)ストリートギャングたちの日常(?)を見ている感が良い。裏路地とかにある溜まり場に仲の良い奴らが集まってダンスやファッションや音楽を楽しんでいる姿を覗いている感が良い。男たちだけの不良的世界を垣間見ているアテクシたち感が良い。上手く言えないけど世界観が徹底されていて良い。


THE RAMPAGE from EXILE TRIBE / 「100degrees」 (Music Video)

 ヒップホップ全開ですね。そしてさっき書いた文を正に表してくれているMV。俺達ストリートギャングに怖いものはねえ感溢れてて良い。若い。ここまで書いてて分かった、男子校的なあのノリが良いのだろう(謎自己解決)。

 

 で、このストリートギャングな世界観をライブでまんま再現してくれてたんですよ。最高。セットが裏地路にある不良の溜まり場感あって良かったですし、メンバーたちのファッションもギャング感溢れていて良かった。ただ、ボーカル陣の衣装は完全にホストだったけどそれもまたいとおかし(?)

 パフォーマー陣によるダンスバトルコーナーがあったんですけど、それが、MCでDJな人を挟んでダンスバトルを行う風のショーケース?だったんです。そこからすごく世界観を大切にしてる感が伝わって来て良いなって思いました。多分この文読んでも「ダンスバトルってなんなんだよ」って感じだと思うんですけど、イメージ的には「アタシ、この光景、キンプリで見たことあるッ.....!」です(尚更伝わらない)

 あと、世界観からはちょっと逸れてるとは思いますが、そんな不良の溜まり場的なセットでボーカルたちの美声が楽しめるスローテンポな曲(曲名忘れた)に合わせてバレエを舞う海青さん完全に「荒廃したストリートに咲く一輪の花キュアカイセイ」感あって美しかったです。

 それから、タンクトップは破れていた(地球は青かった的なノリで)。~ピンクの照明と共に~ みたいな感じで、世界観から離れてるとこもあって、コンセプトは徹底はされているけどでもガチガチではないのもまた親しみやすくて良かったです。

 

■パフォーマンス中じゃないときのギャップ

 不良感溢れるユニットなので、本人らも怖い感じのかな~とか思ってたんですけど、普通によく居そうな現代っ子でしたね。そんなにオラオラしてなかった、ゆとり世代感が溢れている。MCコーナーでRIKUさんが壱馬さんと北斗さんに話ふってたんですけど、完全にママ.....ではなくお兄ちゃんでしたね。ちなみに私はRIKUさんと同い年なのでこれ書いててサブイボと犯罪感半端ない でも確かにママだったんだよ

 ここまで読んでくださっている物好きな方がいたら、こんなに書いておいてライブレポが殆どないのマジで申し訳ないので、既出だとは思いますが、MCコーナーで分かったことを箇条書きで軽く挙げておきますね。うろ覚えなので嘘松があったらすみません。

 ・ボーカル組のMCコーナーでのRIKUさんが完全に壱馬さんと北斗さんのお兄ちゃん

 ・1/16公演時の壱馬さんのヘアセットはRIKUさんが行った(とRIKUさんが自己申告)

 ・というかいつも壱馬さんと北斗さんのヘアセットはRIKUさんがやっている*16

 ・壱馬さんは大阪が地元で、出身校はオリックス劇場からダッシュで30秒くらいのところにあるらしい

 ・関西人ということで「めっちゃ好きやで」と言わされる壱馬さん

 ・みんな大好き陣さんLIKIYAさん

 ・MC激ウマの片鱗が見えている拓磨さん

 ・関西ネタのくだりでなぜか突然サザエさんのOPを熱唱して若干お滑りになる隆秀さん サザエさんは全国区じゃんと総ツッコミを食らう

 

<ライブを経て(終わりに)>

  LDHの文化見学&曲を楽しみにいくみたいな感じで軽い気持ちで参加したライブでしたが、本当に濃くて楽しい2時間でした。情報量の多さに、終わった時「え、まだ2時間しか経ってないの?!」ってなりました。

 ぶっちゃけ、THE RAMPAGEのメンバーって殆どが自分より年下なのもあって、「小僧やな....トキメキはないな.....」って思いしかなかったんですけど、曲は良いし歌クソ上手い(マジで喉からCD音源状態でびびった 若い)パフォーマンスはかっこいいし、世界観も良いしで、気が付いたらめっちゃファンになってしまっていたし、普通にCDを揃えてしまいました。悔しい。のでこれからも無理しない範囲で応援していきたいです。ちなみにこんなに書いておいて、顔と名前が一致していないメンバーが未だにいるので、まずは覚えるところからはじめようと思います。

 ところで、「RAMPAGE人多すぎて覚えられねえ」問題、私に限ったことじゃないと思うんですけど、CD販売ブースでCD買ったら貰えるステッカー*17の裏にメンバー説明があってちょっと笑いましたね。

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 このステッカーの裏に

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 これ。ちょっと笑ってしまった。ごめんね、これ見て頑張って覚えるよ。

 ちなみに私は昂秀さんが良いな程度でライブに行ったんですが、行った後はそれプラス、RIKUさん*18と拓磨さん*19も気になるようになりました。これからどうなるかは分からないけど。

 

 THE RAMPAGEの曲はめちゃくちゃ好きだし、コンセプトもめちゃくちゃ好きなので、これでメンバー殆どが20代後半位になる頃にはめちゃくちゃ硬派でかっこいいユニットになってるような気がするので、この路線でずっとやっていってほしいところです。一言余計で本当に申し訳ないんですけど、今は若い故かわいげがまだあるので尖った世界観に追いついていない感あるよね.....*20。なので、これからに本当に期待しています。

 なんですけど、CDの売り上げェ......。って感じで、このままでは路線変更がなされてしまうのではないかと震えているところです。このままの路線でいってくれ、こういうのが好きな人は間違いなく存在しているはずなのでそこに狙い打っていってほしいですね.....。頑張れRAMPAGE。

 あとあと、彼らって私と同世代なんですけど、私の思春期時代にはEXILEがいたので、つまりそれは彼らの思春期にもEXILEがいたってことなんですよね。私がEXILEなんてクソだと思っていた頃、彼らはEXILEに衝撃を受け、憧れ、そして彼らの背中を追って同じ世界に飛び込んで、今戦っているのだと考えると激エモであると同時に私は一体何をしているんだという気分になってきますねガハハ。という訳で尚更頑張ってほしい。

 

 という訳で、THE RAMPAGEのライブめっちゃ楽しかったので、おすすめ出来ます。また行きたいです。そしてLDH文化の予習をしたところで次こそEXILE THE SECONDのライブに挑みたいです。陽キャのオーラに押しつぶされずに観れるのか今から不安です。まだ言いたいことがあるのですが(キモい)、このままじゃいつになっても着地出来ないのでここらへんで無理矢理終わらせようと思います。自己満足文をここまで読んでくださってありがとうございました。おわり(まとめ方ド下手かよ.....)。次は腐女子全開&マジで読んでほしい記事を書くつもりでいます。

 

2018/05/21追記:続編です 。

mi8no.hateblo.jp

 

 ***

おまけ(ライブ当日の私のツイート)

 

■メンバーのツイートとか(個人用)

*1:※書き始めた時はそうだった。前半は温泉施設で書き、後半及び修正は自宅でやりました

*2:大嘘 試験を控えている

*3:こう書くと良い仕事に見えるけど、盆休み無いし正月休みは最低限だし土日の休みは大体資格勉強で潰れてしまうクソ

*4:というかまだデビューしたてなのに完売って凄いよね さすがLDHブランド

*5: ......でも案の定タオル振り回す曲があったので、手も拭けるし結果的には買ってめっちゃ良かったです。

*6: 実は中身は根暗オタクのそれなんだけど、この海で泳ぐために武装してるだけとかだったらなおさらクールですけどそれは私の幻想でしょう。

*7:老人ぶってるけどこんなキモイ文長々書いてるあたり私もまだ若いと思う

*8:私も女子高生の頃若手お笑い芸人を追いかけていたんだけど、あの頃追いかけてた若手たちが今バンバン成果出してて時の流れを感じる。また新しいのを見つけなきゃと思いつつもあの時の感性がなければもうあの文化は楽しめないかなしさ

*9:でもその割には一人で行動する

*10:行った人にしか分からない

*11:今思うとそういえば派手な恰好といいつつもよく見るTシャツリメイクとかやってる人いなかったな、加工しないってのは暗黙のルールっていうのは本当だったんですね

*12:と思っている割には好きな顔がいない謎

*13:これが褒め言葉になるのかは分からないけど

*14:そして私もsuchmosが好き

*15:あとsuchmosみたいなのが好きなサブカルの人はきっとLDH毛嫌いしていると思うので、耳に止まらないんだろうなと考えると悲しい。

*16:「俺がやっているもん」と何故かかわいこぶりっこ発言....だったはず

*17:敢えてトリミングをしています

*18:お察しのとおりMCのママみが最高だった後元々ボーカルで一番声が好きだった

*19:ネットジャンキーなら誰もがピンとくる某氏に似てるルックスで(怒られる)つい目で追いかけてしまっていたのですが、ダンスが大胆でキレッキレで良いしMC上手かったので 存在がめっちゃファンキーなのでいつかアフロヘアで踊ってほしい(怒られる)

*20:例:MVで突然輪になって踊るところがあまりにハートフルすぎる、治安の悪いダンスをしているはずなのになぜかかわいくみえてしまう時がある、なんかかわいいので謎の世界平和感がある(?)歌詞の少年漫画感もかわいいしなんならGO ON THE RAMPAGEは完全にTHE RAMPAGEのテーマソング状態で少年漫画感半端ない