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せんこーこーこーりーしゃった!った!

BPL S3 IIDX / レギュラーステージ1st 第1試合・第2試合 感想

GiGO vs APINA VRAMeS / レジャーランド vs SILK HAT

 

 

 S3始まりましたね~~~~~!!! もはや夏の風物詩。そして今年も早速面白かった~!!!

 去年はほぼ毎回感想を書く狂ブログ(くるいブログ)をしていたものの、「今年はよほど滾った時だけ、シーズン中1、2回くらい書けたらいいかな......」程度に思っていたのですが、さっそく面白い試合を見せてもらえて既にお気持ちが止まらないよ。ということで、軽く書き残そうと思います。周りにBPLの話が出来る友達がいないから、こうやってブログにぶつけるしかないんだよ。かわいそう。いつものことながら主観全開怪文書で失礼します。

 

【2試合を通して】

 今回の二試合はどちらも全員継続したチーム(GiGOとレジャーランド)とメンバーを入れ替えたチーム(APINAとSILK HAT)の戦いという構図でしたが、結果としてはどちらもメンバーを入れ替えたチームが勝利。やっぱりS3は荒れそうだなと予感させる回でした。

  特にSILK HATの勝利は、S2の初戦でレジャーランドが勝利した時のような輝きや風を感じさせるものがあり、今後の活躍も楽しみだなあと思いました。 アピナも優勝を経験しただけに、チームを解体するという結論に至るまでには苦悩があったのではと思いますが、「やるからには勝たなければ」という声がプレーから聞こえてくるような試合でした。S2ではシルクもアピナも初戦負けていたので、この結果は熱いものがありますね。

 (後ほど記述しますが)SILK HATの振り返り配信で、SEIRYU選手が相手の油断を突くような戦略をお話しされていて、それを聞きながら「BPLは悔しい思いをすればするほど強くなっていくな.....」と改めて感じました。その選手たちの姿を見るのもまたBPLの醍醐味ですね。

 ......いやそうなんですよ(?)。だからこそ、ここで悔しさを味わったGiGOとレジャーランドもまだ分からないんですよね。私は(レジャーランドのアドバイザー)べあーさんがこの魔界S3をどんなふうに戦おうとしているのかが早く知りたくて仕方ないです。あと、今回の対戦カードってセカンドステージの最終試合(の配信回)でもあるんですね。絶対今回の伏線回収あるわ。。。早く試合見た過ぎる。

 

【個人的に特に良かった試合について】

→どの試合もめちゃくちゃ良いんですよね。でも一試合ずつ触れると収集付かなくなってしまうので、今年は個人的に特に好きだった試合をピックアップして書いていきます。

 

第2試合 レジャーランド vs SILK HAT

 S2で苦しい戦いが続いたSILK HATが初戦から勝利はめでたすぎる。内容も良すぎたので尚更。

 シルクといえば例え先鋒・中堅戦で振るわなくても、大将戦で出てくるSEIRYU選手が圧倒的な火力で相手をねじ伏せて勝利やドローに導くという流れがよくあるパターンでしたが、今回は出場した全選手がポイントを積み上げて....という流れだったので、本当に文句なしの勝利でしたね。SEIRYU選手が大将じゃない試合で勝利したのは初めてだと思うので、これはかなり自信になる試合だったのではないかと思います。

 私は今シーズンから熱い手のひら返しを決めたクソイナゴファンでしかないのですが(参照記事)2021の頃からシルク人気は絶大で、その頃から応援しているファンも沢山いるわけで。苦しい戦いや不遇が続いたばかりに、選手たちもそうですが、信じて応援し続けていたファンの方々も本当に良かったなあと思いました。(お前に何が分かるんだという話ですが......)

 

 

■大将戦について /

1-PIN選手 vs VELVET選手のカードがやっと見られた

 私はこの対戦カードがずっと見たくて見たくて........。やっと見られて本当に嬉しいです、しかも大将戦で見られるなんて最高すぎる。

 私はレジャーランドのS2結成配信 (22分あたりから)で1-PIN選手が披露したVELVET選手とのエピソードが本当に大好きなんですよ.......。見てない人は本当に今すぐ見て欲しい、この試合の味わい深さが10000000000倍になるから。(怖)

 絶対的エースSEIRYU選手に代わって初戦の大将という重役を務めるVELVET選手を、2021での悔しさを乗り越え、準優勝まで上り詰めた1-PIN選手が迎え撃つって構図エモすぎでしょ。

 

 そんなVELVET選手の自選曲はまさかのFUTURE is Dead。めちゃくちゃびっくりした。S2 レギュラーステージ第9試合 レジャーランド vs ゲーパニ戦での1-PIN選手の見たら普通選べないでしょ。.....という気持ちと、「いやでも、VELVET選手はやる時はやる......」と信じたい気持ちがあり、ドキドキしながら見ていたのですがやっぱり勝ったので最高でした。......と、本配信を見て思っていたんですよ。

 

 で、その後、シルクの振り返り配信を見てみたのですが、この選曲はSEIRYU選手による、相手の油断をあえて突く戦略だったようです。詳しい理由はぜひ配信を見てください。「おお~なるほど~」となるから(語彙力よ)。

 にしてもですよ。それが分かっていたとしても、じゃあそれを実現するってなかなか出来ることじゃないですよ。技術的な面はもちろんのこと、考えを信じ続ける面でも。。。実際1-PIN選手はS2では2259点・今回は2256点と、高いアベレージですし、これに立ち向かい、しかも勝つことは誰でも出来ることではない。。。S2の1-PIN選手のスコアにも勝って(2261点)の勝利、偉業すぎる。。。

 SEIRYU選手はこれまでのシーズンでもきっと良い戦略を考えては、なかなか実現出来ずもどかしい思いをしてきたのでしょう。というわけで、この大将戦は、SEIRYU選手の優れた戦略とVELVET選手のそれを実現出来る仕事人っぷりが上手く噛みあった結果だったんだなあと思いました。選曲に反してめちゃくちゃ未来のある結果だったので、今後の試合も楽しみです。

 

***

 

 軽くと思っても、書き出すとあれもこれもとなり、いつも長くなってしまう。。。次回はノバの初陣なのが楽しみです。

 

 ところで皆さんメンバーシップ入りました? 見ました? 

 さっき加入してきましたが、負けたチームのインタビューも見られるのなかなか怖いですね。ありがたいけど回を重ねる度にエグいコンテンツになりそう。。。悔しい感情をぶちまけるのを抑えている選手の姿を想像したら鬱になる。とりあえずレジャーランドの笑顔が拝めて良かった。あとプレーバックも、いつもの真上からの手元からは分からない緊張感が伝わってきて良かったです。

 

 それで本編の話に戻るんですけど............、キモすぎるのは承知なんですけど................、全国WELLOW選手ファンの皆さん、WELLOW選手の小さいアピにゃんポーズ見た..............????? 現場からは以上です。

 

やってない人間がBPL SDVX・DDR部門を見て ~BPLは誰に向けたコンテンツなのか~

※ネチネチ長い・構成が崩壊してる電波独り言記事です。

 

 BPL S2が閉幕しましたね。毎週楽しませていただきました。音ゲー上手い人たちの戦いを毎週見られるなんて改めて本当に良い時代ですよね。今まで「一般人だしな」とこっそり見ていた人たちをファンという名の免罪符のもと、堂々と応援出来る時代に感謝すぎ。

 

 自分もやっているのもあって、IIDX部門はめちゃくちゃ楽しみながら見られましたが、あまりやっていないSDVX部門とDDR部門はまた見え方が違うな~と感じたシーズンでした。

 
 思ったのは、そのゲームに対しての前知識があるかないかで没入感が全く違うということでした。ということで、SDVXとDDRの感想を書きつつ、そこから思ったことについてつらつら独り言を書いていこうと思います。上手くまとめられなくて分けわからないことになってる&ライト勢の感想なので色々浅いのはご容赦ください。

 

【SDVX部門の感想】

■SDVXと自分

 普段全くやってない。昔、絶望的にツマミを楽しむ才能がなくて挫折した。パニホリとかTYCOONとかの初期の有名曲とか「KAC決勝は新曲で戦う」ということくらいなら分かる程度の知識しか持っていない。シーズン中は影響されてちょっとやった。

 

■BPL SDVX部門を見ての感想

 

1.演出が良い、でも情報量が多すぎた

 バーチャルな世界観といい、メガミックスバトルといい、「このゲームじゃないと出来ない」要素が散りばめられていて、「IIDXとは違うアプローチで楽しませよう」という運営側の思いがよく伝わってきて良かったです。

 メガミックスバトルは本当に良かったですね。やってる人からしたらたまんないルールでしょ。IIDXでも見てみたいもん。

 個人的に一番良いなと思ったのは、画面上部にある優劣グラフが格闘ゲームっぽいゲージ仕様になっていたところ。eSportsとしての格闘ゲームの「分からなくてもゲージを見ていればなんとなく楽しめる」を音ゲーにも落とし込もうとしているのが良かったですね。実際とても分かりやすかったです。

 

 なんですけど、一方で、知らない人間からしたら情報量が多すぎてついていけなかったところも多々あり……。特に、メガミックスバトルなんてやってない人からすると知らない曲をいきなり5倍の量見せられるわけで。一曲でもついていくの必死なのに、呑み込もうとしたらまた新しい曲が始まり、しかもエクシードギアとかいう特殊なルールも乗っかってくるわで、見ていて情報処理が追い付かない。ので、「なんか色々と付いていけてないし、もういいかな.....」と思う時も正直ありました。そういう人のためにエクシードギアの解説があったりと分かりやすい画面になっていたとは思いますが......。

 DDRファイナルのトークライブ配信で、Ryu☆さん・DJ YOSHITAKAさん・Yueiさんが「週1・2試合配信でいいのか、週2・1試合配信のほうがいいのか」と軽く議論してましたが、個人的には有りかと思いますね。それなら一試合がかなり濃くても呑み込めそうです。

 

2.試合外のノイズが気になった

 練習頑張りすぎた故かもしれないので失礼なのは承知ですが、でもやっぱり体調不良による欠場や、出場こそしているけど万全な状態ではないとか、そういう試合外のノイズが多々見られたのが気になってしまいました(本当にごめんなさい)。からやっぱり1チーム4人だと理想ですね。。。一人ならまだしもあまりにありすぎて流石に......。

 仕方ないよなと思いつつも、IIDX部門は今までそんなこと一度もなかったですし、その後に開催されたDDR部門でもそんな事前のアクシデントはなかったので、やっぱりプロとしてシーズン中は体調管理や日々の生活にいつもより気を使って欲しいところです。もちろん心掛けているのは重々承知ですが......。

 だって、やってない人間からすれば、このコンテンツを見続けようと思うかどうかは、最終的にはいかに選手が魅力的かどうかに掛かっています(と思っている)からね。ゲスなので何かイレギュラーなことがあると、ついマイナスな憶測をしてしまうんですよね。こっちは夢が見たくて観てるので、そういう現実に引き戻すようなノイズはなるべく見たくないんですよね(面倒客)。

 

 ちなみに一番心揺さぶられた試合は、インターリーグ戦 第3試合 GiGO vs ROUND1の大将戦です。

 

mi8no.hateblo.jp

 

 こういう執念や魂を感じる試合がやっぱ見ていて気持ち良いですね。やってない人間はこういう「絶対に勝ちたい」という純粋な思いが生み出すストーリー性を求めているのではと思いました。

 

DDR部門の感想】

DDRと自分

 2018年頃に一瞬だけやっていた。でも、上達を目指すというよりはダイエット目的でノンバーで低難易度のSPやDPを無駄に動きながらやることを目的としていたので、好きな曲(~DDRNAOKI曲の宝石箱~)ばかりやっていた。12くらいまでしかクリア出来ないし、バー持ちでやったことがない。13以上は何も分からない。でもめっちゃ楽しいゲームであることは知っている。NAOKI最高。

 

■BPL DDR部門を見ての感想

 

1. シンプルな構成がとっつきやすかった

 DDRは海外人気があるということで、全体的に海外向けなデザインだったり、英語司会進行と実況・コメントを試みたりと、IIDXやボルテとはまた違う角度からのアプローチを試みているのが良かったですね。

 英語と日本語が入り混じる進行は初見カオス感がありましたが、それ以外の部分(ルールだとか、司会進行ナレーション・画面とか)がとてもシンプルだったので、すぐ慣れることが出来たような印象です。.....が、これはgahouさんの功績がかなり大きいような気がします。やってる人にはもちろんのこと、分からない人に対しても丁寧な解説、本当に助かりました。っていうかゲームの知識があって、英語が喋れて、視聴者のことを気遣いながら喋れるってどんだけDDRの解説役難しいんだ。DDR部門スタッフはgahouさんに足向けて寝られないね。

 ところで海外視聴者を強く意識しているような番組構成でしたが、海外での反響は結局どうだったんでしょうね......。個人的にはAliさんの実況が回数重ねる度に濃くなっていく光景が、海外向けコンテンツの進化を見ているようで好きでした。海外主催の格ゲーの大会では一つの大会に対して、現地版実況のチャンネル、日本語版実況のチャンネルと公式で複数のチャンネルを見かけますが、ああいうのが出来たら海外視聴者の満足度も高まりそうですね(が、その実況解説が出来る人材がいるのかが問題)。※私の格ゲーeスポーツ知識は鉄拳だけです。

 

2. もっとじっくり見たかった

 S3があるからなのか、実験的だったからなのか、DDR部門は本当に一瞬で終わりましたね。2か月て。「え、もう終わるの?!?!」って気持ちしかないんですけど、機種が機種なので長くやればやるほど選手の負傷リスクが高まるからこのくらいのほうが良いのかな......? ってことを考えさせられるDDRはやっぱりエクストリーム(e)スポーツ。なのでやっぱ1チーム4人だといいな。

 やってない人間なので、クォーターファイナルのROUND1 vs Tradz戦での両者一歩も譲らないデッドヒートを見て、漸く「このルールってシンプルに見えるけど、オーダーの組み方が凄く奥深いんだ」って気付くことが出来たんですけど、やってない機種を見ている視聴者にとって2か月ってそんなレベルじゃないですかね、、、。「やっと面白さ分かってきたのに~!」という感じで、少し物足りない感。.......ですがそれくらいが今後も楽しめていいのかもしれませんね。ボルテは「ちょっともうお腹いっぱいかな....」と感じてしまったので......。(いつも一言余計)

 

 ノバ推しで見ていたのですが(大会終わってからYOSHIMIZ選手のYouTubeを一生観てる 面白すぎ)、最も印象的だったのはやっぱりゲーパニの試合ですね。レギュラーステージTradz戦でのGIEZ-ACS選手のジャイアントキリングクォーターファイナルのレジャーランド戦でのほしケチ選手の命削ってるプレー、からのタッグバトルでのGIEZ-ACS選手の神アシストからの勝利.....と、「チーム戦はこうじゃないとな〜」と思わせてくれるチームでした。O4MA.選手とZERO.選手の鉄壁コンビも「こんなのどう崩すんだよ.....」みたいな絶望感があって良かったです。

 

 

【結局、BPLって誰に向けたコンテンツなの......?】

 ここまで書きながら、「こいつ露骨にDDR贔屓してんな」と思ったんですけど、そうなんですよ。BPLってその機種のプレー経験があるかどうか(というか知識?)で面白いと感じる具合が全く違いますよね?! 

 ということは、いかに「基本的な遊び方や超有名な曲くらいなら知ってる」くらいの人口を増やすことが、BPLをより大きなコンテンツしていくために必要なことなのかなと個人的には思っています。

 .....と思っているんですが。それと同時に、元々のプレイヤーのモチベが上がったり、普段は他音ゲーやっている層が新たなプレイヤーになるきっかけのような、ハイコンテクストなコンテンツ()であることもやっぱり大切だよなと思っており。.......いや、そうなんですよ(?)。そんなハイブリッドなコンテンツ作るのムズすぎない?!?!?! 

 ということで、BPLって一体誰に向けて作られているコンテンツなんだろう.....と今更ながら思ったS2でした。いやどちらにも向けているのは分かってるのですが、どちらにも向けたコンテンツの実現なんてめちゃくちゃ難しい、でも片方だけを取るのもかなりリスキーという現実よ。。。

 

  今のところ私たち音ゲー経験者向けに作られてると思うし、その点に関しては個人的にはもう言うこと殆ど無いんですよね。ありえんほど神コンテンツなんですよね。でも考えてみてくださいよ。この他eスポーツに比べるとかなり小規模なコンテンツ、そしてそのコンテンツの少ないファンだけを喜ばせるためにやり続けたところで先あると思います.....?(全くないことはないと思いますが)

 家で出来るだけのゲームのeスポーツならまだしも、BPLはゲーセンにあるゲームで競技していて、ゲーセンにずっと行き続けられる人間は一握りしかいなくて、今のファンだって何らかのライフイベントがあり、いつかはゲームセンターにあまり行けなくなる時期が来るはずです。

 IIDX部門では「昔IIDXをやっていて、今はやってなかったけどBPLを見て出戻った」みたいな、ゲーセン的にもコンテンツ的にも明るい流れを見かけました。ですが、SDVX部門とDDR部門ではそういうパターンをあまり見かけず.....。「普段IIDXやってる人がBPLの影響でやってみた」みたいなのは多々見かけましたが(私もそう)、じゃあそういう人たちがBPL終わったあとも、変わらない熱量でやり続けるとはあまり思えず(私もそう)。なんか一人の客からいかに多く金取るかみたいなスタイルは、このコンテンツを長く続けていきたいなら、あまりよろしくないんじゃないかと個人的には思っています。その人がゲーセン来られなくなったらどうするの?的な.....。

 

 いや今のままでも凄く楽しいんですよ。でも今後も毎年見られるコンテンツであって欲しいからこそ、もっと色んな人の目に触れられるような――もっと開けたコンテンツになって欲しいなと思います。でもぬるい戦いは見たくないし、でも閉じ切ったコンテンツになるとなんか不安になるしで揺れる複雑面倒客心ですね(?)。

 個人的には古のコンポーザー企画映像のプロ選手版とか、プロがゲームの遊び方を解説したりみたいな、ゲームが分からなくても人柄が伝わってくるようなコンテンツがあると、全くやってない人にも布教しやすいなあとか思っています(初心者向け講座みたいな動画は個人で作ってる方も多くいらっしゃいますが、公式でやるとまた意味が違ってくるかなあと思ったり)。選手ではないですが、DDRならパフォーマンスショーのコンテンツがもっとあっても良さそうです(ダンスラみたいにカメラがあったら良さそう?)。それでもっと外部に向けたBPLの広報や宣伝を頑張るみたいな。もっといろんなメディアに取材してもらうみたいな。身内へのアピールは完璧なので、外部へのアピールをもっと頑張ってほしいですね。

 

 KONAMIの社員でもないのにこんなことぶつぶつ言っているのは滑稽でしかないんですが、商品のピークは2年という話もありますし、BPLも3年目突入でそろそろ正念場だと思うので書き残しておきます。素人の杞憂で終わったらいいな。

 いやこのコンポザも拝めるし上手い人たちにキャーキャー出来るしゲームも楽しいわの現代BEMANIシーン最高すぎるからこの時代がずっと続いて欲しいんですよ、もう2017~2019年あたりの(ミーハー的に)冬の時代には戻りたくないのでマジでお願いします。。。

 

 ということでS3も楽しんでいきたいと思います。また気が向いたらお気持ち長文書きますね。S2終わり。

 

シンガポールでbeatmaniaIIDX行脚② / VIRTUALAND(ブギス・プラス)編

前回記事:

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 CPMCに行った翌日、ブギス地区の商業施設Bugis+(ブギス・プラス)のVIRTUALANDに行ってきました。ブギス地区はアラブっぽい雰囲気のエリアで、シンガポールの原宿ともいわれているエリアらしいです。

 

 隣のスペースではゲームソフトや玩具を売っているというオタクのイオン仕様(?)

 

 サンテックシティのCPCMは土地柄もあって観光っぽい雰囲気でしたが、こっちは本当にザ・地元のゲーセンって感じがしましたね。このエリアも十分観光地なんですけどね。ただただ筐体が置いていて、店内にいる人も地元の人ばかりのような雰囲気でした。

 

 

 店内はこんな感じ。照明の自己主張が凄い。そしてここにもビシバシがある。 

 行った時はmaimaiと湾岸が大人気でした。

 

 筐体がビッカビカでサイバーな感じになってますね。ジェネレーターさん久しぶりに見た。

 

 クソデカ段ボール壁。こういう人の手加わってる感いいですよね(?)

 あと平日だったからかもしれませんが、BEMANI機種の閑古鳥感よ....KONAMI頑張って。

 

 

 

 IIDXは旧筐体でした。

 

 

 液晶とターンテーブルが非純正だったので「これこれ~~~~!! 私が見たかったのはこれ~~~!!!!」とテンション爆アゲ。

 ローカルゲーセンの特有の非純正仕様、嫌いじゃない。これこそ行脚の醍醐味ですよね。となるとキテレツ打鍵感かと思いましたが、メンテ普通に良かったです。ターンテーブルはツルッツルだったけど(イメージとしては、IIDXコンエントリーモデルの皿の表面.....)

 

 

 申し分なく快適に遊ばせていただきました。ただ、音クソデカ出力だったので傍にあった湾岸やってる人的には迷惑だったかもしれない、、、。

 なんか海外の筐体ってメンテはあまり.....というイメージがありましたが、こんなにいいメンテのゲーセンがあるなら、最悪日本に帰れなくなっても何とかやっていけるなと思いながら店を後にしました(???)

 

ゲームしたくて必死に英語を喋る

 

 (ここからアツい自分語り地帯です)

 さて、このゲーセンで特筆しておきたいことは、外国人殺しの独自マネーチャージ仕様ですね...................。CPCMは辿り着くまでが激ムズ、VIRTUALANDは遊び方を教えてもらうために店員さんと会話するのが大変でした。。。

 

 ここのゲームセンターは、サービスカウンターで専用のICカードにお金をチャージしてもらってから、筐体に設置されている専用の機械にそのカードを刺して遊ぶシステム(専用ICカードを刺してゲームをスタートさせる→eパスをかざす)だったんですけど、そんなの初めて来た外国人が分かるわけないですよね...............。ので必死に店員さんに聞きましたよ、遊び方を......................。

 それまで「●●(任意の英単語),OK?」みたいなカタコトの英語で乗り切ってきてたんですけど、必死すぎてその時だけまともな英語(自己比)を喋りました。ということで、ここで音ゲーマーの皆さんにとって最も役に立つ英語を伝授したいと思います。

 

 ――𝓔𝔁𝓬𝓾𝓼𝓮 𝓶𝓮, 𝓘 𝔀𝓪𝓷𝓽 𝓽𝓸 𝓹𝓵𝓪𝔂 𝓽𝓱𝓲𝓼 𝓰𝓪𝓶𝓮. 𝓑𝓾𝓽 𝓘 𝓭𝓸𝓷'𝓽 𝓴𝓷𝓸𝔀 𝓱𝓸𝔀 𝓽𝓸 𝓹𝓵𝓪𝔂.

   (すみません、私はこのゲーム[任意のゲームを指さす]で遊びたいです。でも遊び方が分かりません。)

 

 これさえ覚えていれば多分大丈夫だ!!!!!!!!!  Could you tell me how to playみたいなことを言う前に、あとは流れでなんとかなる&ジェスチャーでなんとなく伝わるぜ!! あと伝わらなかった時用で片手にgoogle翻訳を握っておけば完璧じゃないでしょうか。↑の英語が合っているかは知りません。

 

 ちなみに私は、

 私「𝓔𝔁𝓬𝓾𝓼𝓮 𝓶𝓮, 𝓘 𝔀𝓪𝓷𝓽 𝓽𝓸 𝓹𝓵𝓪𝔂 𝓽𝓱𝓲𝓼 𝓰𝓪𝓶𝓮. 𝓑𝓾𝓽 𝓘 𝓭𝓸𝓷'𝓽 𝓴𝓷𝓸𝔀 𝓱𝓸𝔀 𝓽𝓸 𝓹𝓵𝓪𝔂......」

 店員さん「オー、アー、イエス、〇×▲◇★♪Φ......」←多分遊び方を教えてくれていた

 私「(全然わかんねえな.....やりたい機種の名前を言っておけばなんとかなるか)𝓫𝓮𝓪𝓽𝓶𝓪𝓷𝓲𝓪....」

   店員さん「????????????」

 私「ビィトメェニアァ.................................................(それしか言えない)」

 

 みたいなやり取りをして、店員さんが「あ、こいつ英語分かんねえんだな」と察したのか、ジェスチャー付きで遊び方を教えてくれました。もちろん一回で理解出来ないので「ワ,ワンモアワンモア」と図々しく何回もお願いしつつ必死に理解しましたよ。。。英語でのコミュニケーション、ジェスチャーとカタコト英語でも一生懸命喋るのめっちゃ大事だね。あとことある度に笑顔でセンキューと言っておけばなんとかなる。店員さん傲慢な日本人に丁寧な対応をありがとうございました。ちなみにこのICカード買い切りだったらしく記念も持って帰ることが出来ました。(返す必要があるかどうかも必死で聞いた....。)

 

 

おまけ

アイオン・オーチャードのゲームコーナー

 

 実はCPCMとVIRTUALAND行く前にもゲームセンター(というかコーナーの規模)に行っていました。シンガポールの銀座みたいな街?であるオーチャード・ロードエリアに、「アイオン・オーチャード」という高級ブランドのお店がいっぱい入っているデパートがあるんですけど、そこでたまたまゲームコーナーがあるのを見つけたので、その時の写真も貼っておきます。

 主にメダルゲームとクレーンゲームが置かれているタイプのお店で、音ゲーはありませんでした。

 

 湾岸マジで人気すぎ。

 

 あと写真撮れなかった&ゲーセン全く関係ないですけど、アイオン・オーチャードには†漆黒のダイソー†(看板が黒い。高級デパートの雰囲気、でもダイソー)があって面白かったので、機会があったら行ってみてください。

 

 ということでゲーセンの話は以上です。気が向いたら通常の旅行のことについても書きたいと思います。

 

 本当に書くか分からないからとりあえず書いておきますが、シンガポール多民族国家なので国内でもいろんな雰囲気の街があり、世界旅行気分で面白かったです。そんなに長時間移動じゃないですし(といっても6時間ほどは掛かりますが。。。)、観光地エリアは治安も良いですし、日系企業のお店も多いしと、初心者にはめちゃくちゃ良い旅行先なのではないかと思います。一番印象的だったのは、マリーナベイ・サンズの最上階にあるセラヴィ・スカイバーから見る夜景でしたね。あれはマジで絶景だった.....。ので記事書くときは載せますね。

 

シンガポールでbeatmaniaIIDX行脚① / Cow Play Cow Moo(サンテックシティ)編

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 先日、新婚旅行でシンガポールに行ってきました! 新婚旅行といったらなんか綺麗な海とかに行くもんだろというツッコミが聞こえてきそうですが、お互い興味がなかったという(陰)。行った理由や場所はまた別の記事で書くとして、音ゲーマーとしてはやっぱり行脚ですよね!!!!(台湾にも行ったことがあるのですが、その時は音ゲーマーじゃなかったので行脚もクソもなかった今となってはとってももったいない感。。。) 

 

 ということで、今回はマリーナ地区のサンテックシティ内にあるCow Play Cow MooでIIDXをした時のレポを書いていこうと思います。私はいい加減な性格でロクに記録してないので、誤情報があったらすみません。これから行く予定の方は鵜呑みにせず、なんとなくで読んでいただけたらと思います。

 

Cow Play Cow Moo(サンテックシティ)編

 

1. いや、どこにあるんだよ

 事前にbeatmania IIDXゲームセンターマップさんで調べてはいましたが、サンテックシティ、デカすぎ!!!!!広すぎ!!!!!!!!!迷子になる!!!!!

 ゲームセンターマップさんで「suntec cityと言う巨大SC群のwest wing 2Fにあります」と書いてくださっていましたが、いや、west wingってどこ?!!!2階にないけど?!?!?!!

 

 なんかサンテックシティに限らず、シンガポールのショッピングモールの公式サイトってフロアマップとかショップガイドとかないんですよ。何で?!(私が英語を解読出来てないだけかもしれませんが.....。あとあるところはあるとこで分かりづらい)

 なので事前イメトレ不可&ぶっつけ本番飛び込みだったんですけど、案の定軽く迷いました。が、運よく最初に入った棟(サンテックシティは複数の棟で構成されるシンガポール最大級の複合施設です)がCow Play Cow Moo(以下CPCM)のある棟でしたので、施設内にある電子案内掲示板をもとに辿り着くことが出来ました(プロムナード駅から行くといいかも)。この電子案内掲示板を以ってしても一回間違ったのですが、その件はまた後ほど。。。。

 音ゲーが置いてるほうのCPCMは2階にない!!!!地下1階にあるぞ!!!!!!west wingってのが地下のことを指してるのかな.....?もうわかんねーよ

 

2. 太鼓の達人の音が聞こえてくれば勝利確定

左にポップン筐体がちょっと映ってる

 

 サンテックシティを暫く彷徨い、地下1階にあるのをなんとか発見.....。

 

 

 太鼓の達人の音が聞こえてきましたので間違いねえ!ここに絶対あるはずや!!!と店内をずんずんと進んでいくと(敷地内にミニエレベーターがあるハイテクっぷり)、見慣れた音ゲーたちが見えてきましたよ.....。

 


 あったー! やったーーーーー!!!!! 実家のような安心感だーーー!!!! 皆さんも太鼓の達人の音を頼りにビートマニアを探しましょう。というわけでさっそく遊びます。

 

3. 1クレ4コイン

 

 CPCMではゲームを遊びのに専用コインが必要です。専用コインは店内にある両替機で入手することが出来ます。機械が可愛い。

 ↑の画像は50S$.(シンガポールドル)を専用コインに変える機械です。1S$.が100円前後なので、約5000円相当ですね。ちなみに画像左の機械で10S$.か20S$.を両替することも出来ます。(画像撮るの忘れてました)

 

 

 英語さっぱり読めないけど会員限定の機械ですかね。これも可愛かった。

 

 

 ビートマニアは1クレ4枚投入→スタートボタンを押すと遊べます。パセリ(プレミアムスタート?)は使えません。(文字読めなさ過ぎてコイン入れ続けてたらいつか動くだろといじっていたのは秘密)

 

 

 日本ではゲームが始まると、キャラのナビボイスが流れ始めますが、無音でした。ちょっと寂しい。そして動画購入も出来ませんでした。でもそれ以外は日本と同じ仕様で、特に問題なくスムーズに遊べました。ちなみに私はいつも言語を日本語にしているのですが、ここでやっても日本語のままでした。便利。

 

 

 特に上手いわけでもないですが、やった記念に載せちゃいます。(※実は1,3枚目は2回目プレー、2枚目は1回目プレーの時のやつ)

 言い訳になるし元気でも普通に下手なんですが、実はこの日シンガポール初日で朝3時半から活動開始(しかも飛行機で一睡も出来なかった)だったので案の定クソスコアですね。でも記念に載せちゃう。

 海外でやるBISTROVER曲、良すぎてこのためにあったタイトルなのかってなりました。ASIAN VIRTUAL REALITIES (MELTING TOGETHER IN DAZZLING DARKNESS)もエモ気分になれました。

 

 メンテは特に特に言うことなしの快適な仕上がりでした。ボタンは競技仕様ではなく、スイッチ20g/マイクロ50gみたいな感触でした(ホームの打鍵感に似てるからというだけの推測です)。

 

 

 店内はjubeat,ギタドラ,ポップン,ダンスラ,ボルテ,太鼓の達人,maimai,チュウニズム,PIUなど一通りの音ゲーがありました。店内のこの少し薄暗い雰囲気もいい感じです。日本では最近こういう薄暗いゲーセンめっきり減りましたよね(田舎だから?)。でも筐体は派手派手ビビッド、牛のキャラクターもキャッチーでいい雰囲気のお店でした。

 

 

 

***

 

おまけ

CPCMはサンテックシティ内に2店舗あるぞ!!!! 罠!!!!!

 

 

 文字通りCPCMはサンテックシティ内に二店舗もあります。なんでだよ。音ゲーは地下一階のほうにあるのですが、こちらは三階(ショッピングエリアの最上階?)にあります。最初電子案内掲示板の案内に従ってここに辿り着いたんですが、ビートマニアがなくてパニックになったよ。

 というか見てくださいよこの入口の見た目。似すぎでしょ。可愛いけどもうちょっと差別化してくれよ。。。

 

 こちらのほうが規模が多く、人も多かったです。店内はプライズ系のゲームとメダルゲームで構成されていました。お子様連れとか特にやってるゲームとかないみたいな人は間違いなくこっちに行ったほうがいいです。オタクは地下を、一般人は上を目指せ(?)。

 

 

 スケジュール上、メダルゲームまで楽しむ時間がなかったので間違った認識かもしれませんが、ゲームでメダルをあつめて景品と交換出来る式っぽかったです。パチンコやな....。(誤情報だったら本当にごめんなさい)

 

  なんか至るとこで見かけたビシバシ。ミュゼカの波動を感じる。

 

 デカすぎる。人が住めるレベル。

 

 細かいところまで可愛い。気分は遊園地。

 

 ということで、歩いているだけでも楽しいゲームセンターでした。

 次回はブギス+にあるVIRTUALANDの話をしたいと思います。まだ一文字も書いていないのでいつ公開になるか分かりませんが。。。文はすぐ書けるんだけど画像のモザイク加工で時間掛かっちゃう。。。

 

 

BPL S3 beatmania IIDX ドラフト会議感想【後編】

 

 

前回記事:

mi8no.hateblo.jp

 

  鉄は熱いうちに打たなければ。もう5日も経ってしまったけど。ということでBPL S3 IIDXドラフト会議感想後半編です。いつも通りお気持ち文を垂れ流します。※以下キモポエム長文注意です。

 

SUPERNOVA Tohoku

期待を裏切らない斜め上っぷり

 S2でのノバは、他チームが2021でのドラ1選手をキープするなか、唯一選手全員リリースしてドラ1巡から新しい選手を獲得しにいこうとするとんでもない行為でS2ドラフト会議を湧かせてくれました。

 あれから1年、今回はあのKKM*さんが参戦するということで、これはノバが黙っているわけがないだろうとニヤニヤしながら1巡目発表を楽しみにしていたのですが、え、TATSUさんなの?!?!!! じゃあ2巡はS2みたいにWELLOWさん呼び戻しパターンかと思っていたらNIKE.さんなの?!?! 3巡はじゃあVELVETさんか8S.さ......TAKWANさんなの?!?! じゃあ4巡こそFRIPさんで足固めを......って46さんなの?!?!!! 何このチーム?!?!何考えてるの?!?!(1年ぶり2回目の感想)

 

ドラフトの固定概念をブチ壊していく

 いやー、びっくりしましたね。さて、ノバは11以下をTATSUさん・NIKE.さんにメインに、12をTAKWANさん・46さんメインな戦い方をしていくんではないかと思いますが、そう思った時やっと1巡でTATSUさんを選んだ理由が(合っているかはさておき)想像出来てきますね。

 TATSUさんはS2で11以下をメインに担当していましたが、初参戦ながら自選曲で負け無しと素晴らしい実績を残し、チームに最も貢献していた人物なのではないかと思います。こんな優秀な人材なのにTradzがリリースしたこと自体びっくりなのですが、そうとなればこんな優秀な人材、他チームが見逃すわけないですよね。他に狙っていたチームもいたのではないかと思います。でもきっと2巡以降で争うつもりだったのではないかと思います。きっとそこを突いてきたんでしょうね。100周した解答すぎる。「え、TATSUさんリリースするの?ラッキー!じゃあ指名しちゃお!w」って声が聞こえてきそう NIKE.さんも然り

 (これ書いてる時点ではまだ選んだ理由が明かされてないので、解釈間違ってたら申し訳ないのですが)1巡でTATSUさんという絶対取り合いになるであろう人材を早々に確保して精神的に余裕を持ちつつ・既存選手キープのチームが多い2巡――他チームがまだ動けないなかで、同じくらい美味しい人材も確保してしまおうということで、こういう人選になったのかなとか思ったり。

 

 11以下を主戦場にしている人材を1,2巡で採るのは「じゃあ誰が12やるんだよ」となりかなりリスキーなのではと思いますが、冷静に考えて、ドラフト候補者の方の大半は普段は12をメインにやっているはずですよね。ドラフトに残るくらい高い実力を持っている人なら、12に集中出来る環境さえ作ってあげれば、1巡選手たちとも十分戦える人材に育つのではないか(慣れない〈慣れてるけど〉11以下より12をさせたほうがいい的な)と、その12に集中出来る環境を作ってあげるためには、11以下で高い安定感のあるTATSUさんとNIKE.さんという名の固い地盤が必要だったのではないかと思いました。(こんなに書いておいてTATSUさんNIKE.さんに12任せてたら笑う。。。)

 1巡2巡は12に強い人材を選ぶという固定概念をブチ壊す立ち回り面白すぎる.....と思ったのですが、よくよく考えたらS2でもVELVETさん選んでたし、本人らからしたらS3バージョンみたいなノリなのかもしれませんね。真相は謎ですが.....。いや~、相変わらず面白すぎチームですね。今年もなかなかギャンブルしてると思いますが、きっと今シーズンも楽しませてくれるのではないかと思います。このチーム見てたら絶対面白いものを見せてくれるから好きなんですよね、、、。

 


TAITO STATION Tradz

KKM*さんを最大限に生かせるチームはここしかない

 今回のドラフトの目玉といえば、やっぱりKKM*さんの参戦。これは取り合いになるだろうと思っていましたが、ふたを開けてみたら今年もTradzが一本釣りに成功していましたね。これは美味しすぎる。伝統芸能かな?

 ドラフト前、KKM*さんを採るチームには、彼を生かして、BPLがより海外からの注目されるようなプロモーションをしてほしいな、それが出来るのって......って考えた時、Tradzしか思いつかなかったので、この結果はめちゃくちゃ良かったです。このチームなら圧倒的なプロデュース力と予算力で、きっとS3もBPLを盛り上げてくれるでしょう。

 S2でのU*TAKAさんの圧倒っぷりに、視聴者の誰もがクリリンの画像(はやくきてくれーッのやつ)にながら(?)韓国勢に想いを馳せていたと思うのですが、ついにU*TAKAさん vs KKM*さんがBPLで見られるのか.....と凄くワクワクしています。ROUND1とTradzはレギュラーステージのリーグが違いますが、どちらも絶対に生き残って、この夢のカードを実現してほしいです。

 

 ところで、ところでKKM*さんは今シーズンのみの参戦っぽいのご様子で、そうなるとTradzは来シーズンがキツいのでは.....と思ったのですが、そのためのRIOOさん2巡目で呼び戻しなのかなとか思ったり(来シーズンで繰り上げ対応可能的な意味で。あと実力も人気も高いし)。で、推し移籍4こと8S.さん。ビジュアルがチームイメージに似合いすぎている。しかもS2ではノバで11を担当していたので経験値も十分で、Tradzの求めるものとマッチしていたと。いいですね、この前シーズンの努力が今に繋がっている感が.....。

 あとはやっぱりRAITO.さん悲願のプロ入りですよね。きっとここまでメンタルやモチベ維持が大変だったと思いますが、よくぞ、、、。プロを目指している方も勇気づけられたのではないかと思います。試合ではもちろんのこと、試合外の活動でもきっと素敵な選手になるのではないでしょうか。

 それにしても、Tradzの人選計算されまくってますよね。IIDX最強格選手、前シーズンエース・人気選手、チームイメージに合ったアイコニックな選手、苦労してここまで辿り着いたというストーリー性がある選手.....。人気も実力も一番になりたいだなんて、なんて欲張りなチームなんだ.....(褒めてる)。

 

ROUND1

それでこそROUND1

 いや、前シーズン選手3人継続契約で1人だけ変えるのがダメなんて決まりはないですよ。でも人間ですからね、情というものがありますよね、しかも優勝してますからね。なかなか出来ることではないですよ。なのに......、やってくれましたね。でもROUND1らしいなと思いました。まだ高みを目指すのか感が。さすが業界最大手(関係ないと思うよ)。

 でもU*TAKAさん率いる今年のROUND1にはKKM*さんと戦うという大きな使命がありますからね。そんな情とか言っていられる場合じゃないですよね。少しでも油断したら絶対に喰われる。賛否両論あると思いますが、「文句があるなら俺たちを倒してから言え」ってくらいどっしり構えていてほしいですし、実力で分からされたい。

 

 さて今回のドラフトのROUND1といったらやっぱりNAGACH(さん)指名ですね。非公式大会を見ている人なら誰もが「ついに来たか......」と思ったのではないでしょうか。非公式大会でいつも一人だけ光ってましたからね。

 「NAGACH(さん)は絶対どこかで呼ばれると思うけどどうかな.....」とか思いながら見ていたのですが、1巡指名発表前(25:00くらいのとこ)、みんな険しい顔をしているなか一人だけ歯を見せながらゆらゆらしてる姿を見て、「あ、この人絶対選ばれるわ」って確信しました(どこ見てるんだ)。

 あまり詳しくないのですが、低難易度を得意とされているのは昔からだったのでしょうか。それともプロを意識して、「低難易度要員で売り込もう」と磨いてきたのでしょうか。どちらにしろ、本当に自分の魅せ方、というかセルフプロデュースに長けている方ですよね。試合はもちろんのこと、それ以外でのパフォーマンスも楽しみです。オフシーズンは「私はこれでプロになりました」みたいな有料noteで稼げると思う。  

 

 

レジャーランド

BPL魔界編、安息の地

 今年のドラフトは刺激が強すぎる!!!! 感情の高低差でしんどい(でも楽しい)!!!! 森一丁さんがこのドラフト結果を「戦国時代」と評していましたが、私も「BPL魔界編始まったな.....」と思いながら見ていました。そんななか、レジャーランドの指名発表だけがほっと一息つける時間でした。だって絶対に全員継続だろうと信じていましたから。信じてたぜ・・・・・・・・・・・。

 ドラフト予想でも(見た限りでは)殆どの方が「レジャーランドは全員継続」という予想をしていたあたり、このチームがいかに完成されたチームであるかが伺えますよね。S2の「チームで勝っている」「大会ルールをモノにして勝っている」感は見ていて本当に気持ち良かったです。アドバイザーのべあーさんの緻密な戦略っぷりとそのオーダーにしっかり応える選手たちの信頼関係.....、本当に誰が欠けても成り立たない奇跡のバランスだったと思います。

 

 とはいえ、KKM*さん参戦で約束されたこの修羅BPLを全員継続で戦うってかなり怖いものがありますよね。もしこれで惨敗なんかした日には本当に。。。しかし、2021での悔しさをバネに、たった一年で2位まで上り詰めたチームですからね。この速度なら次は優勝でしょ(ガバガバ理論)。2021といいS2といい「あと一歩で届かなかった」という悔しさをどこよりも知っているチームだと思いますので、今年も進化した姿を見せてくれるのではないかと期待しています。

 

 全員11以下がとても強いチームですので、ファーストステージではS2に引き続き安定の強さを見せてくれるのではないかと思いますが、問題はセカンドステージでしょうね。ファーストステージである程度ポイントを稼いで、セカンドステージは要所を抑えて逃げ切りとかになるのでしょうか。

 .....とか思ったのですが、Wリーグってファーストステージに強そうなチーム(ゲーパニとレジャーランド)とセカンドステージに強そうなチーム(シルクとラウワン)が見事に半々で割れてますね。ファーストステージでポイントを稼げたらいいですが、失敗した時かなり詰みますね。コスト管理厳しいし。となると、もしかしてついにU76NERさんが11以上で出てくるのかなとか思ったり。

 なんかBPLの大会ルールってチームとBPL運営の知恵比べみたいになってますよね。今頃どのチームもオーダーに頭を悩ませているんだろうな.....。

 

***

 

 ということで、ドラフト面白かったです!  まだまだ触れたいところはいっぱいありますが、細かい話はTwitterで書いたりしようと思います。ところで、ここまで読み返してみて、「こいつ調子良いことばっか書きやがって.....」って感じなんですが、ほんとそう。だってそれぞれのチームが優勝してる世界線が見たいと思ってるからね。1チームしか優勝出来ないのおかしいよ(?)。

 本当に早く見たくて今すぐ始まってほしいくらいですが、まずはDDRのプロリーグを楽しみつつ自分のIIDXも頑張って、S3を待とうと思います。去年みたいに高頻度とはいかないかもしれませんが、また余裕がある時はS3も感想文も書くかもしれません。

 前編とあわせると、めちゃくちゃ長文になりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

推しが移籍した / BPL S3 beatmania IIDX ドラフト会議感想【前編】

 

 

 お久しぶりです。BPL S3 IIDXドラフト会議めちゃくちゃ面白かったですね!!!

 選手候補者が発表される前は「3年目となるとマンネリ化もあるかな.....」と思うところもありましたが、今年が一番面白かったですね。メンバーががっつり変わったチームも多く、どのチームも勝利に貪欲なのが伺えて良かったです。

 

 ところで私、S2の終わり頃からプライベートが忙しくなり結局感想文を書ききることが出来なかったんですよね。ということで、S2各チームの感想も書きつつ、S3ドラフトの感想を書いていこうと思います。論理的な考察が出来ない、主観と贔屓全開のただただミーハーキモ文なのでご注意ください。

 

APINA VRAMeS

 え?!!!! 推し移籍?!!!!!!

 WELLOWさん移籍、7235614度見しました。SUPERNOVA TohokuとWELLOWさんは運命共同体と思っていたところがあったので本当にびっくり。。。

 

 UCCHIEさんは物量系のレベル11・12で尖りまくり、WELLOWさんは12なら何でも・癖のある11も仕上げられる(イメージがある)と、11・12で隙がなさそうなコンビなので、セカンドステージでえげつないことになりそうなチームですね。対ROUND1(レギュラーステージでは当たらないようですが.....)・Tradzが楽しみすぎる。

 個人的にファーストステージではソフランがより求められそうな予感がしているのですが、そこでソフランが得意と謳うCHP*1Eさんをしっかり採り(そして新規選手を採用することで動きを読みづらくさせている)(飛び道具のような選手になりそうで楽しみです)、さらにこれまで低難易度を担当し続けてきたKENTANさんもキープすることで、ファーストステージもいけるぞと威嚇している感がいいですね。。。

 

 私はWELLOWさんの確かな実力がありながらも派手に勝負に出るプレースタイルやゲームメイクが好きなので、移籍先では新しい仲間たちとどんな化学反応を見せてくれるのかが楽しみです。WELLOWさん vs SUPERNOVA Tohokuの勝負師対決(?)も早く見たい。んで智将なKENTANさんもいるしで、頭脳戦的な面でもつよつよなチームになりそうだ.....。

 

GiGO

 全員継続契約 ~信頼しかない~

 S2でチームのまとまり感の良さが半端なかったので、きっと全員継続だろうと思っていました。いやでもLOOTさんのドラフトの文の熱量が凄すぎて、10%ほど3・4巡はリリースなのかなと思っていました(継続と分かっているのにあんなに書いていたならば推せすぎる)。が、やっぱり継続契約してくれて”””信頼”””という感じです。

 

 今シーズンはコスト管理がより厳しくなり、3巡・4巡選手が勝利の鍵を握っているのではないかと思っているのですが、CYBERXさんもLOOTさんも先鋒中堅での安定感が凄かった印象なので手放すわけがないですよね......。個人的にLOOTさんの強心臓っぷりが大好きでした。

 それでCORIVEさんの急成長っぷりは半端ないし、NUCHIOさんの思わず応援したくなるようなアイドル性と戦いのなかで一人のプレイヤーから選手として確かに強くなっていったポテンシャルっぷり……。ほんと外すところがないですね。

 

 S2では最終的には3位という素晴らしい成績を収めることこそ出来ましたが、序盤は苦戦を強いられていたので、他チームの殺意が高いなか同じ面子でどう戦っていくのかドキドキです。NUCHIOさんのリベンジっぷりが鍵を握っていそうです。(数行前で「3巡・4巡選手が勝利の鍵を握っているのではないか」って言ってたじゃん)

 

 ところでCORIVEさんは優勝するまで岡山に帰れないと述べていましたが、彼が去り岡山駅前ビートマニア事情は崩壊状態なので今すぐ戻ってきてほしい

 

GAME PANIC

 え?!!!! 推し移籍?!!!!!!2

 S2推しチームだったSUPERNOVA Tohokuの選手がどんどん指名されていくなか、FRIPさんがまだ呼ばれていない.....しかもノバに指名されなかった......と震えていたのですが、その直後指名されてめちゃくちゃ喜んでしまいました。というか、WELLOW選手と並び、FRIPさんも間違いなくノバを支えてきた人物なので移籍は本当にびっくりです。(ノバの感想になってるよ)

 彼は試合でもチームの空気感的な面でもこれまでノバの苦しい状況を何度も救ってきた人物だと思っていますので、きっと移籍後もスターっぷり・持ってる人っぷりを発揮してくれるのではないかと思います。直後のインタビューで(ゲームパニックだけに?)「頭パニック」とコメント出来る肝の据わりっぷり、推すしかないでしょ。めっちゃ笑った。

 

 ゲーパニはS2でも精度が求められる指定Aで強そうだと言われていましたが、今シーズンもファーストステージで猛威を振るいそうな面子ですね。個人的にMIKAMOさんもPEACEさんもFRIPさんも精度というイメージですが、TAKA.Sさんは物量での爆発力というイメージなので、良いスパイスになるのではと楽しみにしています。我KAC2013最大好者也。我求DIAVOLO投姿。(?)

 S2の開幕前では優勝候補と言われまくっていたチームなので、今年こそは存分に実力を発揮した姿を見てみたいですね。ところで、PEACEさんのS2クォーターファイナルSUPERNOVA Tohoku戦でのキマりっぷり、恐ろしすぎて今でも夢に出てくるよ。

 

SILK HAT

 はい。わたくしは今シーズンからシルクハットの女になります。

 ということで、え?!!!! 推し移籍?!!!!!!3です。正直シルクは今まで「相変わらず凄い人気だな~」程度で見ていたのですが、VELVETさん移籍とのことなので、熱い、手のひら返しを、失礼、いたします。靴を舐めます!今後感想を書くことがあるならおそらくえげつないシルク記事が量産されることでしょう。

 

 時代が時代ならドラ1選手3人状態なのでは

 推しながらシルクのユニフォームを着ているイメージがあまり湧かなかったのですが、でも冷静に考えてSEIRYUさんの補完要素となると、VELVETさんが適任すぎますね。EXITさんはスクラッチという感じでしたが、VELVETさんはそれに加えて11以下も強い(「先鋒中堅スクラッチ俺に任せろ」とアピールするだけある)ので、真・シルクハット感が凄い。

 2巡目の時点でお腹いっぱいなのに、それで3巡目LICHTさんですよ。恐ろしすぎでしょ。VELVETさんはKAC常連だったし(そしてDP部門優勝してるし)LICHTさんはかつてのKAC覇者ですよ?! VELVETさんだけでなくさらにLICHTさんでもスクラッチを補うのは徹底しすぎ、これ以上ないウェーバー方式の有効活用すぎます。ここまで書いて気付いたけど、よくよく考えたらVELVETさんとLICHTさんってSINOBUZ(6thKAC)覇者コンビじゃん?!?!? 

 時代が時代ならドラ1人材が3人所属してるチーム状態。。。。この2010年代半ばからギャラリーしてた人なら誰もがレッドブル1本分のよだれを垂らす面子よ、、、  。あと、ババア昔話になるけどあの頃のLICHTさんのカリスマっぷりやばかったのでぜひ6th KAC見てほしいです。 

 

 それでこのお三方めちゃ強布陣ですが、チャージの印象はそこまでないですよね。ということでチャージを得意としているKIDO.さん継続ときて、なるほどな~となりました。それぞれ得意分野が割と分かりやすい面子が揃った感じなので、分業制が色濃く出そうなチームになりそうですね。裏を返せば、予測しやすくなりそう・故に他チームに対策されないか(S2の二の舞にならない)だけが不安なところもありますが。。。

 

 シルクハットが一体何をしたんだというレベルでこれまで不運が続いていたので、今シーズンこそは逆襲を見せてほしいですね。 

 

***

 

 ということで、長くなったので感想はいったんここで区切ろうと思います。間違いや失礼な発言があったら本当にすみません。最推しチームのノバについては後半で書きたいのですが、その前に……

 

推しのSUPERNOVA Tohoku元選手が散り散りになった

 はい。まだ触れてませんが、8S.さんもTradz移籍ということで、S2 SUPERNOVA Tohoku選手が散り散りになってしまいました。移籍先でも応援しています。

 全員移籍ということで、今シーズンでも活躍を見られるのが嬉しい反面、もうあのメンバーで戦う姿は見られないのかと考えると寂しいものがありますね。。。

 全員移籍(=他チームに必要とされている)ということなので、いかに強いチームだったことが改めて分かって嬉しいのですが.....でもやっぱり寂しいものは寂しい。去年チームの企画に参加させていただきうちわを作ったのですが、もうこの面子のうちわを振る機会はないのか~……となりました。BPLのチーム、刹那すぎる。

 

 

 推しチーム、推せる時に推そう....................。

 

 

 

 

BPL S2 SDVX インターリーグ戦 第3試合 GiGO vs ROUND1の大将戦、めちゃくちゃ良かった

 

※むちゃくちゃキモ・ポエム=長感想です。

※当方ボルテが全く出来ません分かりません。

 


 GiGO vs ROUND1の大将戦むちゃくちゃ良かった。

 ほんと良かったマジで良かったドチャクソ良かった、SDVX部門通して一番心を揺さぶられた試合だった.....。

 

 先鋒戦中堅戦と勝ちきることが出来ず、ROUND1は絶体絶命な状況。

 敗退を回避するためには大将戦を全勝する必要があるけど、トップクラスの実力を持つ相手に自選曲はともかく、他選曲まで勝ち切ることはかなり難しい、しかも対戦相手が1巡選手.......びっくりするほど絶体絶命。私なら諦めちゃうね。

 

 --H.R.--選手の自選曲であるSuperMiracleEnsembleで、BOLL選手がわずかながらリードするも後半で逆転され、思わず目を逸らしたくなってしまいましたが、そのあとまさかの逆転。一気に点差を引き離しグラフが赤色に染まった光景、マジで痺れました。

 中堅戦までを経て、視聴者たちの間に淀んでいたであろう「ROUND1はもうだめだ.....」という不安な空気感を、あのグラフが突き抜けていく光景とともにぶっ壊してくれた感じがとても良かったですね.......。「まだ終わらせない!」と叫んでいる声が聞こえてくるようでした。~幻聴~

 1回でも負ければ敗退・相手チーム1巡選手の選曲・(相手もミスしているとはいえ)曲中にミスをしてしまっているという、かなり追い詰められた状況だったはずなのに凄いメンタルですよね。ボルテ無知でも分かる圧倒的エースの風格でした。

 

 そしてBOLL選手選曲のPreserved Valkyria。序盤は互いに譲らない戦いが続いていましたが、あのゲージが70%超えて画面奥から光が差し込む?演出が入ったあたりからがほんと良かったですね......。(※あの光の演出がどういうものかよく分かっていません、すいません。)

 ちょうど曲が静かになったところで光が差し込み、さらにそのタイミングでBOLL選手が逆転し、勝利まで走り抜けていったのが本当にドラマの演出のようで鳥肌が立ちました。あの時は間違いなく世界がROUND1、というかBOLL選手中心に回っていましたね。台本でもあるのかと言いたくなるくらい美しいシーンだった......。これが天然で生まれているのが本当に良いですよね。こういう「勝ちたい」という純粋な気持ちが生み出すドラマを目にしたくて、プロリーグを見ているんだよなあと改めて思いました。

 私はボルテシーンが本当に分からない人間なのですが、この曲はBOLL選手にとってとても思い入れがある曲のようで、そんなこの曲と彼のこれまでを知っている方たちからすれば、これまでの思い出が重なって尚更こみ上げるものがあったのではないかと思います.....という想像をして勝手に熱くなっている無知勢です。

 

 

 正直、大将戦が始まる前は「もうROUND1はだめだ」と思っていたのですが(すみません)、2戦目までを経て、いつのまにか「もしかしたらROUND1はクォーターに行けるかもしれない」と本気で思っていました。会場も視聴者の誰もがBOLL選手の執念の炎に魅せられていたのではないかと思います。(炎のこじつけ感よ)

 しかし、GiGOもやられてばかりではLリーグ1位通過の名が廃りますよね(?)。ここまで着実に勝利を積み重ねてきたGiGO、そして--H.R.--選手の壁は厚かった.....。

 またこの3曲目の課題曲であるtear→journeyの世界観?が、GiGOを彷彿とさせる水色や空なのがたまらないですよね。ジャケット絵のどこか寂しげに微笑むミツル子ちゃんが、試合結果を知ってから改めて見ると、この試合の行く末を予言しているかのようで.....。GiGO側から見れば、勝利を祝福しているように、ROUND1側から見ると、戦いの終わりと苦しさからの解放をしているように見えない.....?  (本当にポエムがとまんねえな)

 

 ということで、3曲目は終始--H.R.--選手が優勢でGiGOの勝利に。これまでいろんな機種で優秀な成績を残してきた経歴やスキルが、ここぞとばかりに光りまくってた(初見力が求められる的な意味で)のが素晴らしかったですね。ROUND1の空気に流されず、こちらも勝ちたい気持ちは同じだと言わんばかりに、意地を見せてくれたのが良かったです。グラフがGiGOの水色に染まっていく光景が、ROUND1の赤き炎を沈めていくようにも、燃え尽きて消えていくようにも見えました。

 ところで、この試合は正直めちゃくちゃROUND1を応援していました(というか試合を見ているうちに応援するようになってしまった)。なので、応援しているチームがあと一歩というところで負けてしまい普通なら苦しくなるところなのに、なぜか試合終了後の光景は不思議と穏やかな気持ちで見ることが出来ました。曲の雰囲気の影響でしょうか、、、。ROUND1側からすれば、この試合のエンドロールのように、GiGO側からすれば、勝利へ導かれているように見える曲だなあとか思ったり。この試合を彩るに相応しい課題曲でしたね。やっぱ台本あるんか.....?と思いたくなるような出来すぎた感。。。

 

 ということで、インターリーグ戦 第3試合 GiGO vs ROUND1の大将戦、めちゃくちゃ良かったです。ボルテは本当に分からないので、これまで「みんな頑張れ」という感じで見ていたのですが、今回の試合を経て「BOLL選手推せる....」という気持ちになってしまいました。推しが見つかるの遅すぎる。次シーズンでもご活躍が見られるといいな。

 それにしても、つくづくBPLの大会ルールは良く出来ていますよね。具体的にどこがと聞かれると上手く答えられないのですが、とにかく、私みたいなボルテが全く分からない人間でも熱くなれるような展開が生まれる可能性があるルールになっているのがほんと良く出来ているなあと思います。そんなルールと、選手たちが本気でぶつかり合う姿の相乗効果で、より素晴らしいコンテンツになっているんだろうなと思います。

 いやあやっぱりBPL面白いな~。音ゲー上手い人たちの戦いが通年見られる現代に感謝~。