絶愛メモ 1巻編
我が腐女子人生のターニングポイントとなった作品、絶愛・BRONZE(尾崎南 著)のことをいい加減ブログに記したい!!!! だけどいきなりまともな文を書き上げるにはあの作品はあまりに強すぎる!!!
というわけで、とりあえず感想メモからはじめようと思います。メモゆえに日本語になっていません・解釈違いが炸裂していても許してください。感想メモが集まった時、書ける!ってなったら書くし、ならなかったらそれで終わり。みたいなゆるい感じで向き合わないと大やけどをしてしまう。そんな作品なのさ........(?)
■1巻編
・1巻はまだ穏やか。穏やかに過ごしたいならば、ゴミ捨て場で男を拾ってはいけないのだ。
・絶愛といったらポエム! ポエムと言ったら!
「――覚えているのは はき古したスニーカー 刺すような強い日射し 小麦色に灼けた肌――
灼熱の太陽を照り返すほど ギラギラした瞳の 野生動物のような少女 心臓に杭を打ち込まれるように
――それは、俺の鼓動を貫く 激烈な記憶――」
はい!!! ここが全て(個人的には)、ここが議題!!! これは開幕4ページ間での出来事!!!!!
ここを何度も何度も噛みしめてホモを、BLを、BLがなければ生きていけない自分を突き詰めていくんだよね。この、「心臓に杭を打ち込まれるように」「俺の鼓動を貫く激烈な記憶」、を突き詰めると絶愛の話が出来上がるんだよね(?)
南條晃司は生まれながらにして全てを手にしている()男。いわば無感動な人生の中に突然現れた心臓に釘を打ち込まれるような体験、殺伐とした心の中でその体験だけが唯一煌めいていたのだろう...................。人間誰しも輝くものに手を伸ばしてしまうもの............................................................................................。その輝くものに手を伸ばすことが命がけであることを南條晃司は知ってしまうのだ...................................................................。
・「けじめのねえ奴は嫌えだ」という泉の言葉に、「誰のせいだと思う」と応える南條晃司~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!! やっぱり無感動な人生の中で唯一輝いていたのが泉の記憶なんだね~~~~~~~。あの記憶に勝る熱い経験に出会えなくて渇望していたんだね~~~~~~。あるよねあるよね何をしても満たされないあの感じ~~~~~~~~~~~~~~~!!!!
・寝ている泉にキスをしようとして留まるシーン。まさに自分の渇いた心の中で唯一煌めいているものに手を伸ばしている・手にすることで満たされたいという欲望のシーンだよね。その自分の激しい欲望が愛する人を傷つけることになるかもしれないということをこの時のまだ南條晃司は知らなかったのだ................。→「12年間 背負ってきた 左腰の 膿んだ 傷 俺が抉った」につながるね...............................。
1巻はまだ平和(十分イカれた展開だけども)なのでこれくらいで。
また別のことを思い出したりさらに再読して思うことがあったら増えていきます(予定)。