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せんこーこーこーりーしゃった!った!

BPL S2 レギュラーステージ 第13・14試合 感想 / TAITO STATION Tradz vs APINA VRAMeS / GAME PANIC vs GiGO

 

 いつもは仕事や予定があるから、「BPLを観たあとすぐに感想を書く!」ってのが出来ないのでいたんですが、お盆休み到来!!!!

  ということで今回はやっと(いつもに増して)観た後の熱いまま書ける!!! 今ゲーパニの振り返り配信(8/10 23:00~配信)を聴きながら文字を打っています。最高の休みの始まりじゃん。ということで今回も書いていきます。

 

 →お盆休みだし今回は早めに書きあがるかなと思っていましたが、筆が遅すぎて結局いつも通りな更新になりました。終わり。

 

 

【以下ネタバレ注意】

 ・曲にも選手に対しても知識が浅いです。

 ・ポエムです。長いです。

 ・随時加筆修正していきます。

 

 

 

第13試合
TAITO STATION Tradz vs APINA VRAMeS
 
■Tradzが第10試合のラウワンのよう
 またもやアピナはNIKE.選手とUCCHIE選手のゴールデンコンビで出陣。
 よく見てみると、UCCHIE選手のコストが残り僅か(30/140)。UCCHIE選手のコストに余裕があるうちにあと1勝を確保してクォーターファイナル進出を確実にしたいのかな~と思いつつ見ていると、アピナがストラテジーカード3枚使用で本当に勝ちに来ていらっしゃる......。
 
 そろそろ勝ちたいところでこれはTradzピンチだなと見ていましたが、ふと思い出したのが第10試合ROUND1 vs Tradz戦。
 あの試合では、Tradzがコストフル活用のベストチーム編成・ストラテジーカードを2枚使用でラウワンを抑えようとしていましたが、今まさにTradzはそのラウワンと似た状況に。
 ラウワンはなんとか耐えましたが、さあTradzはどう迎え撃つんだろうとみていましたが、堅かったですね~。Tradzの自選曲を守りきる力はトップクラスじゃないんでしょうか(感覚での話ですが)。だからこそアピナはストラテジーを投げて相手の自選を崩したかったのかなと思いますが、Tradzはそこをちゃんと予測して自らもストラテジーを投げることで自選通してたのが偉かった......!
 ということで、今回の試合は引き分けでありながらも、第10試合のラウワンの立ち回りを彷彿とさせる動きを見せたTradzが一枚上だったように感じさせる試合でした。
 
 
■強者揃いの世界を楽しんでいらっしゃる......。
 今回の試合で特に印象的だったのは中堅戦の、TATSU選手がFeedbackのブレイク?でグラフエリアをチラ見したところ。
 出だしこそ劣勢だったものの点差を詰めていき、彼がチラ見した時には+2点優勢というところまで追い上げたところだったのですが、ここからが本当に凄かった。「まだいける」といわんばかりに、その後はどんどん点差を開かせていき、自選を守り切りました。UCCHIE選手相手に鍵盤の精度でもしっかり対抗していき、彼のほんのわずかなミスの隙に点数を積み上げて勝ったような印象でした。チーム配信でTATSU選手が「練習しすぎて癖ついちゃった」的なことを言ってましたが本当に.....??? この出来で......???
 
 ノバ戦の試合前コメントでもそうでしたが、TATSU選手は試合前インタビューではどこか弱気なのに、いざ試合となれば、格上相手でもしっかり食らいついていく姿は、もはや油断させるためのフェイントなのかな?と思わせてしまうくらいですね。
 グラフを見たら焦るから見ないという選手もいるなか、チラ見したあと点数詰められるそのマインドといい、「格上ばかりの世界、楽しすぎる」と言い切れる(ご本人のTwitterより)マインドといい......。戦い自体に対する立ち回り方がよく分かっている感や、「戦いを心から楽しんでいる」感が強すぎる.....。以前の記事でも書きましたが、やっぱり機種は変われど王者には変わりないんだなあと改めて思いました。
 
 
■あと1勝が遠い
 先鋒戦も中堅戦も1曲ずつ守りあう戦いが続いていましたが、大将戦も同じ流れとなり、試合は引き分けで終了。
 RIOO選手の自選曲がストラテジーカードで、MENTAL MELTDOWNというチキンレース感あふれる譜面の曲に変わる、しかもRIOO選手のランダム譜面が良い感じじゃないと、Tradz的には大ピンチだったと思いますが、RIOO選手が持ち前の対応力で切り抜けた姿はまさに九死に一生を得たという感じでした。
 貴重なストラテジーカードを切ったのに持ちこたえられてしまい、これはアピナ的に痛すぎるのではと思っていましたが、そこはNIKE.選手。メンメルでの失点を感じさせない落ち着き感で自選曲を通していきました。めちゃくちゃ大事な場面なのに、戦ってる曲がkors k's How to make OTOGE COREでなんだか気が抜ける感じなのがちょっと面白かったです。今シーズンのNIKE.選手は1巡選手スナイパー状態で、昨シーズンに引き続き、選手映えしまくってますね。
 話は反れますが、Tradzの振り返り配信でRIOO選手がNIKE.選手への想いを語っているくだりが熱くて素敵だったのでぜひ見てみてください。
 
 
 「Tradzよく耐えたな~! アピナ惜しかったな~!」程度のノリで試合終了後の様子を見ていたのですが、UCCHIE選手が予想以上に落ち込んでいる.....。先鋒戦も大将戦も強者揃いで厳しいから、自分が確実に2タテして僅差で勝ち切る予定だったのかなと思うと胸が痛い、、、。昨シーズンに引き続き、UCCHIE選手に試練を与え続けるBPLの神よ、、、。(?)
 でも、BPLは一人が強いだけでは勝ち抜けないものになっていると思っていますので、ここからUCCHIE選手以外の選手の皆さんがどう強豪相手たちに立ち向かっていくかに注目したいです。もしこれで連勝出来たらめっちゃかっこいいですよね。
 
 
 対して、Tradzは今回も強豪相手に負けずに終わることが出来ました。ここまで大きな失点なく試合を進められていて、新規参戦チームだったはずがいつの間にか中堅チーム感出てきたなあと思うこの頃です。
 ですが、ここ2試合引き分けが続いている・ストラテジーカードもあと1枚しかなく、雲行きが少し怪しくなってきたようにも見えます。自選を守り抜く力(と、ストラテジーで曲が変わり、相手もそこまで詰めていない時の威力)は高いと思うのですが、相手の自選曲を喰う力……、勝つためにあと一歩前に出る力がもっと欲しいような印象です。
 ですので、クォーターファイナルに進めるかどうかは他チームの勝敗次第なのかなと思いました。順位を気にしなければ8割くらい....というかこのまま順当にいけば大丈夫だと思いますが、ここで現在下位なチームたちが猛威を振るい勝ち点を積み上げ始めたら分からない......みたいな。取れるところを確実に取りつつ、他チームの自滅を待つというかなんというか。
 昨シーズンからのチームなら、去年を踏まえての相手や譜面対策のノウハウがチーム全体で蓄積されていると思いますが、新規参戦チームはそう簡単はいかないので厳しいよなあと思います。しかしTradzには圧倒的なバックアップと人気、そして新規参戦チームには相手チームにとって動きを予測しづらいという利点がありますので、今後も期待しています。
 
 
第14試合
GAME PANIC vs GiGO 
 
■もう一度GiGOが勝つところが見られて本当に良かった
 ぎ、GiGO~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(泣いている絵文字×100)
 
 ということで、今回の試合はGiGOが勝利しました。良かった......本当に良かった........。苦しい戦いが続いていたし、今回も負ければ本当に崖っぷちになってしまうと心配でしたので、また勝って喜ぶ姿が見られて本当に良かった......。本当にそれしかコメントが浮かばねえよ......(?)
 個人的に、試合前コメントのCORIVE選手の「絶対勝ちます!」という雰囲気が、昨シーズンのセカンドステージ第4試合(アピナVSノバ)を思い出させるものがあり、結果今回も死闘の末に勝利したのがエモかったです。
 
 
■苦節3試合、勝利に繋がった2タテ
 先鋒戦ではCYBERX選手がついに2タテで勝利を決めました。めでたすぎる。
 ここまで厳しい相手との戦いを請け負ってきた・特に苦い思いをすることが多かった彼ですが、折れずに戦い続けてついに2タテ、しかもこの勝利が結果的にチームの勝利に繋がったのが本当にエモい......。この「苦しい戦いをしてきたからこそ更に強くなった」感よ.....。
 
 他選も自選もS乱で挑んでで、思わず「もの凄いギャンブルしてるじゃん?!」となりましたが、蓋を開けてみれば、どちらの曲も正規やランダムよりノーツが散らばって押しやすそうで「なるほど~!」となりました。個人的に複合皿が苦手&ノーツが皿に近いと手が動かなくなるタイプなので尚更そう感じました(押せるとは言っていない)。譜面に対する深い理解ゆえだった。
 個人的にBuffaloの譜面は、(1Pサイドな素人的に)正規は道中やりやすいけど最後が難しいし、かといってランダムかけるとなんとなくやりづらくなるイメージです。だからこそ#MA3#選手は対策しつつ正規で挑み、CYBERX選手はそこを突いてS乱で挑んだのかなと思いました。縦連になるリスクはありますが、元々この譜面のノーツは比較的分かりやすいから、やり慣れていれば出来るオプションなのかなとか考えたり。LOOT選手といいCYBERX選手といい、今後の先鋒戦も心強いですね~。
 
 
■リベンジマッチのような中堅戦
 大将戦でMIKAMO選手 vs CORIVE選手といえば、昨シーズンでも見られたカード。
 昨シーズンでは1巡 vs 3巡な戦いでしたが、今回は1巡選手同士になっての戦いです。以前の戦いではCORIVE選手が完敗でしたので、今回はどうなるだろうと見ていましたが、やっぱりMIKAMO選手は強い~。けど、CORIVE選手が自選曲を取っていたのが、1巡選手格への成長を感じました。昨シーズン完敗だったばかりに、めちゃくちゃ練習してきたのが伺える(誰)。ABSOLUTEリミは正規押しづらいけどランダムも当たり外れ激しいなか、見事に大ハズレ引いてて震えました。
 「まだ自選曲がある」とKailuaを見ていましたが、序盤のトリルがピカピカすぎて何が起こった???すぎましたね。ッターン!(※ターンテーブルを思いっきり回したところ)ではない。視聴者置いていかないで......。
 これはCORIVE選手が逃げ切るかと思っていましたが、S乱なのに一瞬逆転するほど綺麗に捌くMIKAMO選手がヤバすぎた。縦連エグすぎなのに最後まで点差が開かなかったのが、やっぱり「縦連はアイドルの嗜み」感凄かったけど、なんとかCORIVE選手が逃げ切れてよかったです。
 
 
■互いの「絶対に勝たなければいけない」が聞こえてくる
 ゲーパニは絶体絶命、GiGOはあと1勝すれば勝利という状況でいよいよ大将戦。しかし大将戦を務めるNCHO72選手はまたもや選手紹介時に手が震えていたーー……。
 釣られて(?)ビクビクしながら観ていましたが、ゲーパニにはストラテジーカードがあと1枚しか残していないところを突き、ストラテジーカードを使うことでしっかり勝率上げてようとしていたのが偉かった。......けど、そう簡単には勝たせなかった54GAYA選手もめちゃくちゃ偉かった!
 54GAYA選手の自選曲がストラテジーによりBlue Spring Expressに変わり、NCHO72選手が途中+40点差を付けていたので、誰もがNCHO72選手の勝利を確信したと思いますが、54GAYA選手が最終的にひっくり返していたのは、これまた「何が起こった?!」状態でした。大差がついても最後までしっかり自分のプレーを貫き、さらに終盤のスクラッチが絡む地帯も落ち着いて捌いてじわじわと点差を詰めていった姿に、「絶対に自分が勝たなければいけない」という思いがひしひしと伝わってくるプレーでした。
 
 54GAYA選手の1勝は、NCHO72選手にプレッシャーを与えるという面でも充分すぎたのではないでしょうか。次の曲で勝たなければGiGOの負けになってしまうという状況、しかも(NCHO72選手の)自選曲のmoon_childも54GAYA選手が優勢で進んでいっていたので、もうダメだと諦めている反面、「前回の試合を本気で悔しがっていた彼なら、今度こそやってくれるはずだ」と信じたい自分もいて、祈るように見ていましたが、最後の最後で逆転してくれてめちゃくちゃ最高でした。
 NCHO72選手が負けてもおかしくない流れでしたが、54GAYA選手のBlue Spring Expressでの勝利と同じように、「絶対に自分が勝たなければいけない」という思いが勝利への道をこじ開けたんだろうなと思いました。勝てて本当に良かったです。シルクハット戦で悔し涙を見せた後に勝利を掴んだって流れ、エンタメ的には最高の流れですよね。めっちゃプロしてますわ.....。おまけに勝利インタビューでマイク両手持ち健在だったの狙い撃ちすぎる。
 彼のコストは残り少ない(40/140)ので、今後は出場回数が減りそうですが、まだまだ成長過程が見たい!! ので、これをきっかけにペースを取り戻して、クォータファイナルに進出してくれたらいいなと思いました。CORIVE選手のコストが潤沢&それを支えるであろうLOOT選手とCYBERX選手の安定感が心強すぎるので、シルクハットと同じく、GiGOも後半戦で猛威を振るいそうですね。そしてゲーパニもここで吹っ切れる&本調子を取り戻して他チームをかき乱す可能性もありますし、本当にどのチームがクォーターファイナルに行くのかがマジで分かりませんね。
 前半でベストを尽くして逃げ切るのもよし、前半は耐えて他チームの動きが見えてきた後半で刈り尽くしていくのも良しなルールになってるBPL、改めて面白すぎる.....。ということで次回も楽しみです。
 
 
 

 

 次回は......ノバ vs ラウワンなんですよね..............。ノバも厳しい戦いが続いていて、ここが正念場というところで、U*TAKA選手がいるラウワンと戦わなければいけないのは胃が痛すぎる......。指定B試合ですし、ものすごい火力対決になりそうです。
 DOLCE.さんが不在のなか、一体誰がU*TAKA選手を食い止められるんだと思ってしまいますが、その候補にはWELLOW選手もいると思っていますので、きっとどちらが勝っても良い試合を見せてくれるのではないかと思います。少し考えただけでもう既に苦しいですが、、、、楽しみです。
 
 いつもに増して長かった(すみません)ですが、ここまで読んでくださりありがとうございました。