ReShatta2

せんこーこーこーりーしゃった!った!

BPL S2 SDVX インターリーグ戦 第3試合 GiGO vs ROUND1の大将戦、めちゃくちゃ良かった

 

※むちゃくちゃキモ・ポエム=長感想です。

※当方ボルテが全く出来ません分かりません。

 


 GiGO vs ROUND1の大将戦むちゃくちゃ良かった。

 ほんと良かったマジで良かったドチャクソ良かった、SDVX部門通して一番心を揺さぶられた試合だった.....。

 

 先鋒戦中堅戦と勝ちきることが出来ず、ROUND1は絶体絶命な状況。

 敗退を回避するためには大将戦を全勝する必要があるけど、トップクラスの実力を持つ相手に自選曲はともかく、他選曲まで勝ち切ることはかなり難しい、しかも対戦相手が1巡選手.......びっくりするほど絶体絶命。私なら諦めちゃうね。

 

 --H.R.--選手の自選曲であるSuperMiracleEnsembleで、BOLL選手がわずかながらリードするも後半で逆転され、思わず目を逸らしたくなってしまいましたが、そのあとまさかの逆転。一気に点差を引き離しグラフが赤色に染まった光景、マジで痺れました。

 中堅戦までを経て、視聴者たちの間に淀んでいたであろう「ROUND1はもうだめだ.....」という不安な空気感を、あのグラフが突き抜けていく光景とともにぶっ壊してくれた感じがとても良かったですね.......。「まだ終わらせない!」と叫んでいる声が聞こえてくるようでした。~幻聴~

 1回でも負ければ敗退・相手チーム1巡選手の選曲・(相手もミスしているとはいえ)曲中にミスをしてしまっているという、かなり追い詰められた状況だったはずなのに凄いメンタルですよね。ボルテ無知でも分かる圧倒的エースの風格でした。

 

 そしてBOLL選手選曲のPreserved Valkyria。序盤は互いに譲らない戦いが続いていましたが、あのゲージが70%超えて画面奥から光が差し込む?演出が入ったあたりからがほんと良かったですね......。(※あの光の演出がどういうものかよく分かっていません、すいません。)

 ちょうど曲が静かになったところで光が差し込み、さらにそのタイミングでBOLL選手が逆転し、勝利まで走り抜けていったのが本当にドラマの演出のようで鳥肌が立ちました。あの時は間違いなく世界がROUND1、というかBOLL選手中心に回っていましたね。台本でもあるのかと言いたくなるくらい美しいシーンだった......。これが天然で生まれているのが本当に良いですよね。こういう「勝ちたい」という純粋な気持ちが生み出すドラマを目にしたくて、プロリーグを見ているんだよなあと改めて思いました。

 私はボルテシーンが本当に分からない人間なのですが、この曲はBOLL選手にとってとても思い入れがある曲のようで、そんなこの曲と彼のこれまでを知っている方たちからすれば、これまでの思い出が重なって尚更こみ上げるものがあったのではないかと思います.....という想像をして勝手に熱くなっている無知勢です。

 

 

 正直、大将戦が始まる前は「もうROUND1はだめだ」と思っていたのですが(すみません)、2戦目までを経て、いつのまにか「もしかしたらROUND1はクォーターに行けるかもしれない」と本気で思っていました。会場も視聴者の誰もがBOLL選手の執念の炎に魅せられていたのではないかと思います。(炎のこじつけ感よ)

 しかし、GiGOもやられてばかりではLリーグ1位通過の名が廃りますよね(?)。ここまで着実に勝利を積み重ねてきたGiGO、そして--H.R.--選手の壁は厚かった.....。

 またこの3曲目の課題曲であるtear→journeyの世界観?が、GiGOを彷彿とさせる水色や空なのがたまらないですよね。ジャケット絵のどこか寂しげに微笑むミツル子ちゃんが、試合結果を知ってから改めて見ると、この試合の行く末を予言しているかのようで.....。GiGO側から見れば、勝利を祝福しているように、ROUND1側から見ると、戦いの終わりと苦しさからの解放をしているように見えない.....?  (本当にポエムがとまんねえな)

 

 ということで、3曲目は終始--H.R.--選手が優勢でGiGOの勝利に。これまでいろんな機種で優秀な成績を残してきた経歴やスキルが、ここぞとばかりに光りまくってた(初見力が求められる的な意味で)のが素晴らしかったですね。ROUND1の空気に流されず、こちらも勝ちたい気持ちは同じだと言わんばかりに、意地を見せてくれたのが良かったです。グラフがGiGOの水色に染まっていく光景が、ROUND1の赤き炎を沈めていくようにも、燃え尽きて消えていくようにも見えました。

 ところで、この試合は正直めちゃくちゃROUND1を応援していました(というか試合を見ているうちに応援するようになってしまった)。なので、応援しているチームがあと一歩というところで負けてしまい普通なら苦しくなるところなのに、なぜか試合終了後の光景は不思議と穏やかな気持ちで見ることが出来ました。曲の雰囲気の影響でしょうか、、、。ROUND1側からすれば、この試合のエンドロールのように、GiGO側からすれば、勝利へ導かれているように見える曲だなあとか思ったり。この試合を彩るに相応しい課題曲でしたね。やっぱ台本あるんか.....?と思いたくなるような出来すぎた感。。。

 

 ということで、インターリーグ戦 第3試合 GiGO vs ROUND1の大将戦、めちゃくちゃ良かったです。ボルテは本当に分からないので、これまで「みんな頑張れ」という感じで見ていたのですが、今回の試合を経て「BOLL選手推せる....」という気持ちになってしまいました。推しが見つかるの遅すぎる。次シーズンでもご活躍が見られるといいな。

 それにしても、つくづくBPLの大会ルールは良く出来ていますよね。具体的にどこがと聞かれると上手く答えられないのですが、とにかく、私みたいなボルテが全く分からない人間でも熱くなれるような展開が生まれる可能性があるルールになっているのがほんと良く出来ているなあと思います。そんなルールと、選手たちが本気でぶつかり合う姿の相乗効果で、より素晴らしいコンテンツになっているんだろうなと思います。

 いやあやっぱりBPL面白いな~。音ゲー上手い人たちの戦いが通年見られる現代に感謝~。