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BPL S3 beatmania IIDX ドラフト会議感想【後編】

 

 

前回記事:

mi8no.hateblo.jp

 

  鉄は熱いうちに打たなければ。もう5日も経ってしまったけど。ということでBPL S3 IIDXドラフト会議感想後半編です。いつも通りお気持ち文を垂れ流します。※以下キモポエム長文注意です。

 

SUPERNOVA Tohoku

期待を裏切らない斜め上っぷり

 S2でのノバは、他チームが2021でのドラ1選手をキープするなか、唯一選手全員リリースしてドラ1巡から新しい選手を獲得しにいこうとするとんでもない行為でS2ドラフト会議を湧かせてくれました。

 あれから1年、今回はあのKKM*さんが参戦するということで、これはノバが黙っているわけがないだろうとニヤニヤしながら1巡目発表を楽しみにしていたのですが、え、TATSUさんなの?!?!!! じゃあ2巡はS2みたいにWELLOWさん呼び戻しパターンかと思っていたらNIKE.さんなの?!?! 3巡はじゃあVELVETさんか8S.さ......TAKWANさんなの?!?! じゃあ4巡こそFRIPさんで足固めを......って46さんなの?!?!!! 何このチーム?!?!何考えてるの?!?!(1年ぶり2回目の感想)

 

ドラフトの固定概念をブチ壊していく

 いやー、びっくりしましたね。さて、ノバは11以下をTATSUさん・NIKE.さんにメインに、12をTAKWANさん・46さんメインな戦い方をしていくんではないかと思いますが、そう思った時やっと1巡でTATSUさんを選んだ理由が(合っているかはさておき)想像出来てきますね。

 TATSUさんはS2で11以下をメインに担当していましたが、初参戦ながら自選曲で負け無しと素晴らしい実績を残し、チームに最も貢献していた人物なのではないかと思います。こんな優秀な人材なのにTradzがリリースしたこと自体びっくりなのですが、そうとなればこんな優秀な人材、他チームが見逃すわけないですよね。他に狙っていたチームもいたのではないかと思います。でもきっと2巡以降で争うつもりだったのではないかと思います。きっとそこを突いてきたんでしょうね。100周した解答すぎる。「え、TATSUさんリリースするの?ラッキー!じゃあ指名しちゃお!w」って声が聞こえてきそう NIKE.さんも然り

 (これ書いてる時点ではまだ選んだ理由が明かされてないので、解釈間違ってたら申し訳ないのですが)1巡でTATSUさんという絶対取り合いになるであろう人材を早々に確保して精神的に余裕を持ちつつ・既存選手キープのチームが多い2巡――他チームがまだ動けないなかで、同じくらい美味しい人材も確保してしまおうということで、こういう人選になったのかなとか思ったり。

 

 11以下を主戦場にしている人材を1,2巡で採るのは「じゃあ誰が12やるんだよ」となりかなりリスキーなのではと思いますが、冷静に考えて、ドラフト候補者の方の大半は普段は12をメインにやっているはずですよね。ドラフトに残るくらい高い実力を持っている人なら、12に集中出来る環境さえ作ってあげれば、1巡選手たちとも十分戦える人材に育つのではないか(慣れない〈慣れてるけど〉11以下より12をさせたほうがいい的な)と、その12に集中出来る環境を作ってあげるためには、11以下で高い安定感のあるTATSUさんとNIKE.さんという名の固い地盤が必要だったのではないかと思いました。(こんなに書いておいてTATSUさんNIKE.さんに12任せてたら笑う。。。)

 1巡2巡は12に強い人材を選ぶという固定概念をブチ壊す立ち回り面白すぎる.....と思ったのですが、よくよく考えたらS2でもVELVETさん選んでたし、本人らからしたらS3バージョンみたいなノリなのかもしれませんね。真相は謎ですが.....。いや~、相変わらず面白すぎチームですね。今年もなかなかギャンブルしてると思いますが、きっと今シーズンも楽しませてくれるのではないかと思います。このチーム見てたら絶対面白いものを見せてくれるから好きなんですよね、、、。

 


TAITO STATION Tradz

KKM*さんを最大限に生かせるチームはここしかない

 今回のドラフトの目玉といえば、やっぱりKKM*さんの参戦。これは取り合いになるだろうと思っていましたが、ふたを開けてみたら今年もTradzが一本釣りに成功していましたね。これは美味しすぎる。伝統芸能かな?

 ドラフト前、KKM*さんを採るチームには、彼を生かして、BPLがより海外からの注目されるようなプロモーションをしてほしいな、それが出来るのって......って考えた時、Tradzしか思いつかなかったので、この結果はめちゃくちゃ良かったです。このチームなら圧倒的なプロデュース力と予算力で、きっとS3もBPLを盛り上げてくれるでしょう。

 S2でのU*TAKAさんの圧倒っぷりに、視聴者の誰もがクリリンの画像(はやくきてくれーッのやつ)にながら(?)韓国勢に想いを馳せていたと思うのですが、ついにU*TAKAさん vs KKM*さんがBPLで見られるのか.....と凄くワクワクしています。ROUND1とTradzはレギュラーステージのリーグが違いますが、どちらも絶対に生き残って、この夢のカードを実現してほしいです。

 

 ところで、ところでKKM*さんは今シーズンのみの参戦っぽいのご様子で、そうなるとTradzは来シーズンがキツいのでは.....と思ったのですが、そのためのRIOOさん2巡目で呼び戻しなのかなとか思ったり(来シーズンで繰り上げ対応可能的な意味で。あと実力も人気も高いし)。で、推し移籍4こと8S.さん。ビジュアルがチームイメージに似合いすぎている。しかもS2ではノバで11を担当していたので経験値も十分で、Tradzの求めるものとマッチしていたと。いいですね、この前シーズンの努力が今に繋がっている感が.....。

 あとはやっぱりRAITO.さん悲願のプロ入りですよね。きっとここまでメンタルやモチベ維持が大変だったと思いますが、よくぞ、、、。プロを目指している方も勇気づけられたのではないかと思います。試合ではもちろんのこと、試合外の活動でもきっと素敵な選手になるのではないでしょうか。

 それにしても、Tradzの人選計算されまくってますよね。IIDX最強格選手、前シーズンエース・人気選手、チームイメージに合ったアイコニックな選手、苦労してここまで辿り着いたというストーリー性がある選手.....。人気も実力も一番になりたいだなんて、なんて欲張りなチームなんだ.....(褒めてる)。

 

ROUND1

それでこそROUND1

 いや、前シーズン選手3人継続契約で1人だけ変えるのがダメなんて決まりはないですよ。でも人間ですからね、情というものがありますよね、しかも優勝してますからね。なかなか出来ることではないですよ。なのに......、やってくれましたね。でもROUND1らしいなと思いました。まだ高みを目指すのか感が。さすが業界最大手(関係ないと思うよ)。

 でもU*TAKAさん率いる今年のROUND1にはKKM*さんと戦うという大きな使命がありますからね。そんな情とか言っていられる場合じゃないですよね。少しでも油断したら絶対に喰われる。賛否両論あると思いますが、「文句があるなら俺たちを倒してから言え」ってくらいどっしり構えていてほしいですし、実力で分からされたい。

 

 さて今回のドラフトのROUND1といったらやっぱりNAGACH(さん)指名ですね。非公式大会を見ている人なら誰もが「ついに来たか......」と思ったのではないでしょうか。非公式大会でいつも一人だけ光ってましたからね。

 「NAGACH(さん)は絶対どこかで呼ばれると思うけどどうかな.....」とか思いながら見ていたのですが、1巡指名発表前(25:00くらいのとこ)、みんな険しい顔をしているなか一人だけ歯を見せながらゆらゆらしてる姿を見て、「あ、この人絶対選ばれるわ」って確信しました(どこ見てるんだ)。

 あまり詳しくないのですが、低難易度を得意とされているのは昔からだったのでしょうか。それともプロを意識して、「低難易度要員で売り込もう」と磨いてきたのでしょうか。どちらにしろ、本当に自分の魅せ方、というかセルフプロデュースに長けている方ですよね。試合はもちろんのこと、それ以外でのパフォーマンスも楽しみです。オフシーズンは「私はこれでプロになりました」みたいな有料noteで稼げると思う。  

 

 

レジャーランド

BPL魔界編、安息の地

 今年のドラフトは刺激が強すぎる!!!! 感情の高低差でしんどい(でも楽しい)!!!! 森一丁さんがこのドラフト結果を「戦国時代」と評していましたが、私も「BPL魔界編始まったな.....」と思いながら見ていました。そんななか、レジャーランドの指名発表だけがほっと一息つける時間でした。だって絶対に全員継続だろうと信じていましたから。信じてたぜ・・・・・・・・・・・。

 ドラフト予想でも(見た限りでは)殆どの方が「レジャーランドは全員継続」という予想をしていたあたり、このチームがいかに完成されたチームであるかが伺えますよね。S2の「チームで勝っている」「大会ルールをモノにして勝っている」感は見ていて本当に気持ち良かったです。アドバイザーのべあーさんの緻密な戦略っぷりとそのオーダーにしっかり応える選手たちの信頼関係.....、本当に誰が欠けても成り立たない奇跡のバランスだったと思います。

 

 とはいえ、KKM*さん参戦で約束されたこの修羅BPLを全員継続で戦うってかなり怖いものがありますよね。もしこれで惨敗なんかした日には本当に。。。しかし、2021での悔しさをバネに、たった一年で2位まで上り詰めたチームですからね。この速度なら次は優勝でしょ(ガバガバ理論)。2021といいS2といい「あと一歩で届かなかった」という悔しさをどこよりも知っているチームだと思いますので、今年も進化した姿を見せてくれるのではないかと期待しています。

 

 全員11以下がとても強いチームですので、ファーストステージではS2に引き続き安定の強さを見せてくれるのではないかと思いますが、問題はセカンドステージでしょうね。ファーストステージである程度ポイントを稼いで、セカンドステージは要所を抑えて逃げ切りとかになるのでしょうか。

 .....とか思ったのですが、Wリーグってファーストステージに強そうなチーム(ゲーパニとレジャーランド)とセカンドステージに強そうなチーム(シルクとラウワン)が見事に半々で割れてますね。ファーストステージでポイントを稼げたらいいですが、失敗した時かなり詰みますね。コスト管理厳しいし。となると、もしかしてついにU76NERさんが11以上で出てくるのかなとか思ったり。

 なんかBPLの大会ルールってチームとBPL運営の知恵比べみたいになってますよね。今頃どのチームもオーダーに頭を悩ませているんだろうな.....。

 

***

 

 ということで、ドラフト面白かったです!  まだまだ触れたいところはいっぱいありますが、細かい話はTwitterで書いたりしようと思います。ところで、ここまで読み返してみて、「こいつ調子良いことばっか書きやがって.....」って感じなんですが、ほんとそう。だってそれぞれのチームが優勝してる世界線が見たいと思ってるからね。1チームしか優勝出来ないのおかしいよ(?)。

 本当に早く見たくて今すぐ始まってほしいくらいですが、まずはDDRのプロリーグを楽しみつつ自分のIIDXも頑張って、S3を待とうと思います。去年みたいに高頻度とはいかないかもしれませんが、また余裕がある時はS3も感想文も書くかもしれません。

 前編とあわせると、めちゃくちゃ長文になりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。