ReShatta2

せんこーこーこーりーしゃった!った!

BPL S2 クォーターファイナル 第1・2試合 感想 / GAME PANIC vs SUPERNOVA Tohoku / APINA VRAMeS vs GiGO

 

 ついにクォーターファイナル開幕、今回も濃い2試合でしたね。レギュラーステージよりもストラテジーカードにライブ感があってさらにドキドキしました。ファイナルではストラテジーカードを使うタイミングで歓声が湧き上がるんだろうなとか想像したり......。良いな......。ということで、時間もないので早速感想文を書いていきたいと思います。

 

 

【以下ネタバレ注意】

 ・曲にも選手に対しても知識が浅いです。

 ・ポエムです。長いです。

 ・随時加筆修正していきます。

 

第1試合
GAME PANIC vs SUPERNOVA Tohoku
 
 SUPERNOVA Tohoku、セミファイナル進出おめでとうございます~~~~~~!!!!!
 嬉しい................。今シーズンも生き残っているだけで爆裂感謝なのに、今年はさらに上のステージに進める姿が見られてほんと嬉しい.....................。ところで私、セミファイナル以降の選手入場で見られる「選手写真+チームロゴ」演出大好き侍なんですけど、今年のノバverも見られて良かったです。イカつくて良すぎた。格好良すぎ。
 あと昨シーズンでは見られなかったゲーパニverの演出もエモすぎましたね。同じメンバーでここまで来たんだっていうことを改めて実感してエモでした。
 
 さて試合ですが、とにかくPEACE選手がキマってた試合でしたね。先鋒戦でFRIP選手が2タテしたので「FRIP選手が勝ったから、この試合ノバが勝つ!!!!!!!!!」と興奮していましたが、VELVET選手相手に2タテしてるPEACE選手の姿で意気消沈。正直、ノバが負けてしまうかもしれないと思ってしまいました。
 ですが、「PEACE選手に直接勝てなくても、PEACE選手が出てこないところを確実に抑えれば試合には勝てる」と咄嗟に判断したのかと言わんばかりに、中堅戦でWELLOW選手投入・ストラテジーカード使用。大将戦で使うかなと思っていたのでびっくりしましたが、本当に英断でしたね。さすがノバは策略家.....。昨シーズンもそうでしたが、純粋なIIDXの実力だけでなく、BPLのルールをしっかり踏まえつつ戦っている&凡人には思いつかない立ち回りをキメてくるから面白くて推せる。
 
 個人的に試合中印象的だったシーンは、中堅戦のストラテジータイム。次鋒戦でPEACE選手が2タテを決め、明るい雰囲気のゲーパニ選手たちとは対照的に、鋭い表情のノバ選手たち。この隙こそが勝敗を分けたのかなと思いました(※個人の感覚的な感想です)。ノバのメンバーが話し合っている様子が、試合の風向きが静かに変わり始めていた感凄かったです。
 実際はどうか分かりませんが、ゲーパニは中堅戦までは予定通り(→中堅戦を受けて編成を変えた?かのような)の構成で、ノバは次鋒戦での結果を受けて急遽変えたのかなという印象でした(勿論いろんなパターンを予め考えてたとは思いますが.....)。この負けも結果的に勝利に繋がっていたのがほんと凄い。
 「中堅戦」で「ストラテジーカード使用」、「相手優勢」「しかも相手はまだカード使っていない」状況って、もし上手くハマらなければ詰みだったと思うのですが、そこで思い切っていけるーーいわば勝負師気質なところのもノバの良いところだと思います。「確かな戦略、大胆なギャンブル SUPERNOVA Tohoku」(森一丁さんボイス)なんだよ(?)
 
 ということでノバ、セミファイナル進出おめでとうございます。ノバはクォーター以降強いはずと思い続けていたので勝ってくれて嬉しいです。
 思えばレギュラーステージの頃から既に、「クォーター以降で叙情を投げられるかもしれないから」と予想して選手が練習をしていたり、8S.選手を11専門状態にさせて印象づけることで、今回の試合の脅威となったPEACE選手からストラテジーカードを引き出す(”愛は時に厳しく” ~リターンズ~ 感凄かった)ことが出来たりと、レギュラーステージからの積み上げが確実に成果を出しているのがとても良いです。
 この調子で次の試合でもぜひ勝ってほしい......んですけど、次の対戦相手はレジャーランドなんだよな。。。。どっちも特に応援しているチームなのでどちらかが脱落してしまう事実、キッツい。。。。。。。。
 
 
 
第2試合
APINA VRAMeS vs GiGO
 
 GiGOセミファイナル進出おめでとうございます~~~~~~!
 う、嬉しすぎる.......。正直セミファイナルも勝ってくれるとは思わなかった(すみません)。だって相手は前年優勝チームのアピナですし、レギュラーステージでは負けている相手ですからね.....。スラムダンクの結末みたいになっても受け止めるつもりでいた。
 アピナの出場構成はなんとなく順当な配置というか、レギュラーステージの実績順に火力重視(格上選手をぶつけて倒す的な意味で)で配置していった感がある印象でした。特にレギュラーステージで先鋒戦を担当したわけでもないUCCHIE選手を8-10なソフランに出場させたあたり.....。自選曲は歴代持ちとのことで、自信があったと思いますがそれを上回っていくCORIVE選手、もう元3巡選手と認知していられない。他1巡選手に引けを取らない仕上がりっぷりすぎました。岡山って別に恵まれたビートマニア環境って感じの場所じゃないんですよ、筐体も多くないですし........本当に凄すぎる。田舎だからとかそういう言い訳出来ないですね。。。
 
 対して、GiGOは(次鋒戦はともかく)どこに誰が来てもおかしくない=アピナほど分かりやすく予想が出来ない構成で、これこそが勝利に繋がったのかなと思いました。あと、火力重視というよりは、各選手がレギュラーステージで担当したレベルやジャンルで活躍出来ていたのもよく戦略が考えられているなあと思いました。格上相手をぶつけるだけでは勝てないBPL、とても奥が深い。
 
 あとはアピナの選手たちが泣き崩れる姿が印象的でしたね。前年王者のプレッシャーや、「DOLCE.選手がいなくても強いチームにならなければ」という意識と共に戦い続けないといけない日々の大変さは計り知れないものだったと思います。ここまで本気で戦ってくれる姿や、熱くなれるその感性が本当に美しくて尊いよ.........................................................。
 ということでGiGOセミファイナル進出おめでとうございます。応援し続けて良かった。ストラテジーカード温存しているのが本当に大きすぎますね、この調子でROUND1戦でもジャイアントキリングを見せてほしいものです。
 
 

 私の特に応援しているチームはレジャーランド、SUPERNOVA Tohoku、GiGOなんですが、ここまで全チーム生き残っているのが奇跡すぎる。
 ここまで来たからには、SUPERNOVA Tohoku vs GiGOなファイナルを夢見てしまっても良いのでしょうか.....ってレジャーランドがファイナルまで登り詰めている光景も見たいんだよな~という嬉しいジレンマ。レジャーランドがファイナルに進むならレジャーランドvsROUND1が見たいかも。あと特に応援しているチームはあるとはいえ、そもそもどのチームも大好きで応援しているので、どのチームが優勝しても嬉しいんですけどね。

 ところで、セミファイナルが本当に一発勝負、負けたらすぐ脱落なの切ないですね。総当たり戦にしてくれよ.....と思いましたが、選手のメンタルが持たなさそうだ。。。

 

 あと、セミファイナルの3日後にファイナルということで、セミファイナルの感想記事はファイナル配信までには恐らく更新出来ないと思います。もし更新するとしても、ファイナル終了後だと思います。気合い出せよという感じですが、オフの忙しさもクライマックスなんですわ.....言い訳ですね。あとビートマニアがしたいし。ということで、ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

BPL S2 レギュラーステージ 第27・28試合 感想 / GAME PANIC vs ROUND1 / GiGO vs TAITO STATION Tradz

 

 ついにレギュラーステージ最終回を迎えてしまいました。どのチームも大好きなのですが、特に応援している3チームのうち2チーム(レジャーランドとSUPERNOVA Tohoku)がクォーター以上への進出を決めてホッとしています。あと1チーム? それはGiGOだよ............。

 このポエム感想記事を書き始めたきっかけは、第1試合GiGOが勝利して嬉しすぎたけどぶつける場所が無かったからなんですけど(こういう時のためにブログを持っておくべき)、そのGiGOがピンチなわけですよ。正気でいられるわけがないよ! 推し3チームの活躍がまだ見たい!!!!!!!!ということで今回も感想を書いていきます。

 

 

【以下ネタバレ注意】

 ・曲にも選手に対しても知識が浅いです。

 ・ポエムです。長いです。

 ・随時加筆修正していきます。

 

 

第27試合
GAME PANIC vs ROUND1

★祝 GAME PANIC、クォーターファイナル進出★

 おめでとうございます~~~!!! ラウワンがU*TAKA選手不在で追い風かと思いきや、#MA3#選手が自選を取れなかったところで、正直詰んだのではと思ってしまいましたが、各選手の諦めない気持ちが勝利を切り開きましたね。凄かったです。

 早々にストラテジーカードを使ったことが自分たちの首を絞めることになってしまったのか(でもノバには効いたと思う)苦しい戦いが続いていましたが、追い込まれてからがとても強かったですね。気持ちが入っているときのゲーパニはさらに強い。。。昨シーズンは静かに敗退していきましたが、今回はド派手にクォーターステージ進出を決められて良かったなあと思いました。

 あとPEACE選手、Mr.T.(take me higher)選曲、本当に本当に本当に本当にありがとうございました。Mr.T.(take me higher)大好きすぎてパソコン前で狂喜乱舞した。

 

■ゲーパニがクォーターファイナルを進出させた一方で.....

 クォーターファイナル進出確定のチームが出たということは、別のチームの敗退が決まるということでもあり.....。そのチームこそがシルクハットですね。

 シルクハットは出場した試合がある配信の時はDiscordで観戦会をやっていて、毎回聴かせていただいたのですが(秘密基地感があって毎回楽しかったです)、今回は出場していないにも関わらず観戦回があるということで、もしかしてシルクハットがクォーターに滑り込んだのか.....?!と思いましたが、結局敗退が決まった瞬間を見届けてしまいました。。。結果を分かっていながらも、一緒に見届けてくれる福利厚生感よ.....。前半集中の立ち回りと後半集中の立ち回りどちらも経験したので、来年こそは上位に食い込めるはず。本当にお疲れ様でした。

 

 

第28試合
GiGO vs TAITO STATION Tradz

★☆★祝 GiGOクォーターファイナル進出!!!!!!!!!!★☆★

 おめでとうございます!! 嬉しすぎる~~~~~~~~~~~~!!!!! 全体的に苦しい戦いが続いていて、いつ心が折れてもおかしくない状況だったのに、最後まで諦めないでくれて本当にありがとう。。。

 (第一試合の記事でも書いたのですが)GiGOは初参戦チーム、メンバー4人のうち3人が新規選手、同じく初参戦チームのTradzには圧倒的なプロモーション力があり、開幕前から認知度に差が付いていく.....と、どこか孤独な戦いをしているのかと思っていましたが、「自分たちは自分たちだ」と言わんばかりに、自分たちのスタイルを貫いて、最後の最後でクォーターファイナルの枠に滑り込んだのめちゃくちゃ格好良かったです。レギュラーステージはGiGOの勝利で始まり、GiGOの勝利で終わりましたね......。

 

 厳しい対戦相手との戦いのなかで研ぎ澄まされた精密機械感のあるCYBERX選手のLove Me Do。NCHO72選手の「IIDXファンの一人」から「プロ選手の一人」へとして変わっていくストーリーの第一章(?)が締めくくられたかのような「Bahram Attack-猫叉Master Remix-」での勝利 ~婆は若い人が頑張っているだけで泣く~。

 そして元3巡選手でありながらも1巡選手に抜擢、間違いなく今シーズンで最もプレッシャーが大きい選手であるにも関わらず、GiGOクォーターファイナルまで導いたCORIVE選手の桜とSilver Bullet......。この数ヶ月での成長を感じられる、本当に良い試合でした。クォーター以降も楽しみです。本当におめでとうございました。

 CORIVE選手のターンテーブルカスタマイズがノバのままだったの死ぬほど笑った ノバとの""絆""バフもあったということで.... 

 

■Tradzを見て、オーナーと選手について思ったこと

 GiGOが勝利したことで、Tradzがまさかの敗退。他選曲はともかく、自選守る力は高いのでなんだかんだでクォーターに行くのではないかと思っていたので、予想外の結果でした。でもシーズン途中からどこか静かになったあたりであれ?となっていた

 NORI選手以外、チーム自体も選手もスタッフもBPL初参加であるなか、よく試合とプロモーションの両立は本当に大変だったのではないかと思います。そしてファンが多い故のプレッシャーも。もちろんどのチームも死ぬほど努力しているのは承知ですが、そのなかでも一番大変だったのはTradzではないかと思います。だからこそ悔しさも人一倍なのではないかと胸が痛むところですが......。

 Tradzは他のどのチームよりも手厚いサポートがありながらも、厳しい結果に終わってしまったあたり、新規参戦チームが既存チームに立ち向かっていくことがいかに難しいことであるかがよく分かりましたね。でもSDVX部門ではみんな一斉にスタートですから、そうなるとどうなるのか楽しみです。そして、今年の経験を経て、来年はIIDX部門も大きく飛躍するのではないかと思います。これからも期待しています。(文章力なさ過ぎていっつも上から目線風になってしまう)

 

 

(※ここから試合と関係ない&やや暗い話なので注意)

 今年はTradzの選手がプロモーションと試合を頑張る姿を見て、(今の音ゲープロシーン状況では)チームオーナーと選手間にギャップがあったりするのかなと少し気になったシーズンでした。

 オーナー企業的にBPLの優勝賞金なんて大した金額ではなく(個人としては大金だけど)、それよりは自分たちに愛着持ってもらって、そこで金を落としてもらうほうが有益だと考えるのが自然だと思います。(それこそがまさに、店舗イベント、EXBARでのパブリックビューイングやクレープや独自のグッズ展開などの精力的なプロモーション活動の理由だと思います。)

 そうなるとオーナー企業的は、「所属プロにはプロモーション活動を頑張って欲しい」となるわけで、でもある程度の人気を得るためには試合での強さも必要でしょうから、選手からすれば、そのバランスが本当に難しかっただろうなと思います。プロモーション活動をしてたら練習時間がなくなって視聴者にかっこいいところが見せられない・一人のプレイヤーとしてベストじゃないプレーを晒すのが耐えられないと思うし、でも練習ばかりしていたらプロモーション活動が疎かになってしまいオーナーの期待に応えられない的な意味で......。

 大会では良い結果が残せませんでしたが、プロモーション活動に力を入れた結果、Tradzがぶっちぎりの人気を得られたのは事実ですので、タイトーのなかでは、今回の参加は概ね成功、もしくは大成功という結論になるのではないかと思います。

 そうなれば、このスタイルを今後も続けていくでしょうから、その時所属プロの方々はベストを尽くせるのだろうか、ジレンマに悩まされたりしないのだろうかと気になったシーズンでした。でもオフシーズンになってからのプロモーションじゃ遅いんですよね。。。オーナーの要望に応えつつも勝っていくのがプロですよね。。。難しい。。。

 こうするべきだとかそういう話ではなくて、音ゲーのプロが賞金やギャラを得られる場がBPLしかないが故に、こういうことを考えてしまうんですよね。上手く考えがまとまりませんが、こんなこと考えなくても良いくらい、今後色んなところで賞金を獲得出来るくらい大きなコンテンツになればいいなと思いました。一般視聴者なのに余計なお世話すぎる。とにかくTradz本当にお疲れ様でした。

 

 

 さて最高のレギュラーステージを経て、いよいよ明日はクォーターファイナル。特に応援している3チームが全て生き残ったのを喜んだのも束の間、もう敗退してしまうかもしれないなんて無慈悲すぎるよ。もっと喜びを噛みしめさせてくれよ。。。ということで、明日の配信も楽しみです。

 

BPL S2 レギュラーステージ 第25試合 感想 / レジャーランド vs SUPERNOVA Tohoku

 あんなに「まだこんなにいっぱい試合がある!」とはしゃいでいたレギュラーステージも今回の配信を含めてあと4試合……。レギュラーステージが終わればあっという間でしょう。。。寂しすぎる。。。永遠に戦っていて欲しいけど(怖い)、それはプロ側も観ている側も色々しんどそうなので、このくらいの長さが適切なんだろうな。ということで今回も感想を書いていきます。

 

※今回は第25試合の感想のみです。第26試合の感想も書きたかったのですが、間に合いませんでした。安定的に筆が遅いだけでなく、意志も弱いんだね。

 

【以下ネタバレ注意】

 ・曲にも選手に対しても知識が浅いです。

 ・ポエムです。長いです。

 ・随時加筆修正していきます。

 

 

 ★祝 レジャーランド、セミファイナル進出決定★

 レジャーランドがセミファイナル進出を決めました!!! おめでとうございます!!! 本当におめでとうございます!!!! やったね!!!! 嬉しい!!!

 昨シーズンで悔しい思いをする→今シーズンも同じメンバーで戦い、念願のセミファイナルに進出するって最高のドラマなんだよ......。以前の記事でも書いたんですが、レジャーランドはオーナー企業さん含めて、みんなが同じ方向を向いている(と思っている)のがめちゃくちゃ好きなんですよね。その思いが実って良かったです。悔しさを知ってるチームは強い......。

 そして試合が終わった後、選手たちを抱き込むように喜んでいるべあーさんの姿がレジャーランドの父すぎて泣きました。前半で勝ち点稼ぐ系な立ち回りのようでしたが、後半の試合もほぼ隙がなかったあたり(負けても安定したポイントを稼いでいた)選手たちの高い実力はもちろんのこと、この方無くしてレジャーランドはここまで来られなかっただろうと、とても思うよ……。本当に戦略が頭一つ抜けていましたね。セミファイナル以降も楽しみです。

 

 先鋒戦では、U76NER選手が満を持して叙情を披露。叙情のプレーを観ているはずなのに、背後に叙情以外の先鋒ソフラン8曲の姿も見えた。彼が敬遠されそうな部分を(先鋒ソフランパート)請け負ったからこそ、レジャーランドは分業な戦略が実現出来た&セミファイナルにたどり着けたのではないかと思いました。あなたが叙情、あなたこそが猛獣・先鋒ソフラン使いさん.....(?)。

 中堅戦では、DINASO選手の自選曲を通した後の涙にはびっくりしました。純粋にIIDXに向き合ってるのがよく伝わってきて、BPL尊いなってなりました(クソデカ感想)。振り返り配信で試合中ネガティブになっていたことを語っていましたが、結果2タテで終わったあたり、さすが今シーズンで特に勢いがある選手の一人だなあと思いました。

 そして大将戦での1-PIN選手のBe a Hero! 。昨シーズンのレジャーランドが完全に過去になっていく光景を見ているようなプレーでした。勝利インタビューを今年は笑顔のインタビューが見られて良かったなあと思っていたら、嬉し涙を流していて、「どっちにしろ涙になるんだな.....」と今年も貰い泣きしました。良かった。。。

 

 ということで、昨シーズンの悔しさを乗り越えてのセミファイナル進出決定おめでとうございます。熱い展開&分かりやすいストーリーすぎて、BPL観てない人にBPLの面白いところを話す時は真っ先にレジャーランドのここまでの流れを紹介すると思います。ここまでのストーリー聞いて「良いじゃん....」ってならない人いないでしょ。

 

 

 

 ★祝 SUPERNOVA Tohoku、クォーターファイナル進出決定★

 ~11-1で待つのと8-4で待つのは気持ちが全然違うんだわ~

 レジャーランド vs SUPERNOVA Tohokuという、推しチーム同士の戦いということで開幕当初からめちゃくちゃ楽しみにしていました。そして、勝ち負けがあったとはいえ、結果的にレジャーランドはセミファイナルへ、ノバはクォーターファイナル進出へな平和な終わり方で良かったです。多分レギュラーステージで一番優しい試合だった.....。

 

 とはいえ、この25試合が終わった時点では、ノバはまだクォーター確定ではない、そして中堅戦終了時にまだ1ポイントしか獲得出来ていない状況でしたので、1-PINさんが最高の勝利を決めてくれて嬉しい一方で、「大丈夫だとは思うけど、11-1で全試合が終わるの待たないといけないの心臓に悪すぎるな.....」とビクビクしながら観てたので、8S.選手が自選を勝ち取って8-4で終わらせてくれたのが本当に良かったです。

 個人的にレギュラーステージのノバは、「とにかくクォーター進出最優先・火力でゴリ押し」みたいな編成というよりは、「クォーター以降でもみんなしっかり活躍出来るよう場に慣れつつ、チーム全体の底上げをしよう」的な編成で出場していたような印象です。クォーター以降こそノバの本領が発揮されるのではないのかと思っているので、楽しみです。昨年のノバはファーストステージでWELLOW選手温存からのセカンドシーズンで火力勝負的な立ち回りーー今シーズンとは方向性が異なる立ち回りをしていたので、その比較も楽しみです。

 

 先鋒戦では、VELVET選手が先鋒ソフラン使いさんと化したU76NER選手の自信曲でもある、era(nostalmix)で真っ向勝負。低速地帯はU76NER選手の譜面が当たりまくってたのに、圧倒的地力で突き通していったのが良かった。あと間奏地帯?でHAL監督を意識したピース(見切れてる)(お茶目)からの低速でガチ睨みしている姿の高低差が面白かったです。

 クォーター以降で叙情が飛んできても良いようにこの配置だったようですが(振り返り配信情報)、叙情での勝ち筋が薄いながらも、食らいついていたのも良かったです。今回の試合に限らずですが、他選曲での勝ちが薄い状況だったとしてもしっかり仕上げてくる様子なのがとても好きです。

 

 中堅戦では、FRIP選手が相変わらずトリル爆ウマなのにDINASO選手の譜面が当たりすぎだしモノにしすぎていましたね。。。こればかりはどうしようもないという感じなので、切り替えてクォーター以降でも激ウマなトリルが見られたいいなと思いました。

 ところで、選手紹介の時にFRIP選手が全身でTポーズをしていて、VELVET選手のエラノスを代理匂わせしているのかと深読みしてしまいましたが、ただただTohokuのTポーズをしていただけなの死ぬほど笑ってしまいました。このゆるい感じがエンターテイナーすぎる。ぜひ振り返り配信でそのくだりをチェックしてみてください。

 

 大将戦では、8S.選手のレギュラーステージを通しての成長を感じられる自選曲での勝利。ノバは「場慣れ・チーム全体の底上げ」的な立ち回りだと思っているみたいな話をしましたが、8S.選手はまさにそれだったなあと個人的に思っています。

 3巡選手でありながらも格上相手と戦うことが多く、一筋縄ではいかない戦いが続きましたが、今回はその集大成という試合にみえました。チームがややピンチな状況のなか1巡選手に自選曲を守り、チームをクォーター進出により近づけたのがめちゃくちゃ良かったです。そしてチーム強化期間完了感半端なかった。

 

 ということで、クォーターファイナル進出おめでとうございます。

 WELLOW選手とFRIP選手は昨シーズンでの経験があり、VELVET選手も公式大会出場経験が多く勝負強さは歴然、そして8S.選手も短期間でここまで成長したので、クォーター以降ではノバが場を荒らしてくれそうで本当に楽しみです。序盤は苦しい戦いが続きましたが、なんとかクォーター進出にたどり着けて良かったです。これからも自作うちわ片手に応援しています。

 

 

 1-PIN選手のインタビュー部分がマジで泣けますね.....。最初は笑顔だったのでなおさら......。

 

 明日でいよいよクォーターファイナル進出チームが決まるのでとてもドキドキです。

それにしても最後の最後までもつれ込むのは想像出来なかったです、面白すぎる。選手の方々が最後まで本気で戦ってくれている証拠ですね。いつも最高の試合をありがとうございます。っていつもそれしか言ってないな.....。でもそれしか出てこないよ.....。

 

 

BPL S2 レギュラーステージ 第23・24試合 感想 / TAITO STATION Tradz vs レジャーランド / SILKHAT vs GAME PANIC

 

 今回も神回だった!! というかBPLは毎回神回という当たり前のことを毎回忘れてしまう。もうレギュラーステージも終盤なのにまだ敗退が確定しているチームがいないのが凄い。どんな試合結果になろうとも全力で戦っているのがよく伝わってきて、選手のみなさんいつもありがとうございますという気持ちでいっぱいです。ということで、今回も感想を書いていきます。オフがバタついているので今回はとっても軽く....。

 

【以下ネタバレ注意】

 ・曲にも選手に対しても知識が浅いです。

 ・ポエムです。長いです。

 ・随時加筆修正していきます。

 

 

第23試合
TAITO STATION Tradz vs レジャーランド

 

■BPL、少しでも気が抜いた瞬間推しチームが負ける問題

 個人的に大将戦2曲目の最後の最後まで「まあ真打状態な自選だしDINASO選手が1曲取ってレジャーランドがなんとか逃げ切って勝つだろう」とのんきに見ていたので、同点からのTradzの逆転勝利で「そんなことある?!」とパソコンの前で笑ってしまいました。BPL、少しでも気を抜いたら推しチームが負けてしまうの面白すぎる。そしてその一瞬の揺らぎを確実に刺してくるのやっぱり""""プロ""""。

 

 あと凄い勝手なイメージなんですが、RIOO選手は視聴者から「苦しい戦いの状況のなか、RIOO選手が出場してチームを逆転勝利に導く! RIOO選手スッゲーカッケー!」的な展開を期待されているのではと思っていて、(というか自分自身が見てみたかった)(解釈違いだったらごめんなさい)、今回の試合はまさにそんな流れでしたね。Tradzファン的には「ここまで長かった」感凄かっただろうな。

 

■次回はめちゃくちゃ楽しみにしていたレジャーランド vs SUPERNOVA Tohoku

 次回は個人的推しチーム同士の戦いこと、レジャーランド vs SUPERNOVA Tohoku。このチームの対決がシーズン当初から楽しみで楽しみで仕方なかったのですが、「1-PIN選手 vs VELVET選手、実現しないんだ?!」とずっこけてしまいました。 レジャーランド再結成配信でこの二人の熱いエピソード聞いた時から、「絶対に対決が見てみたい」と思っていたのですが......。き、きっとクォーター以降で実現してくれるはずと信じて.....ということで、レジャーランドはセミファイナルへ、ノバはクォーターへな平和試合が見られたらいいのですが。。。難しいだろうなあ。。。

 あとU76NER選手がまさかの全試合先鋒ソフランで起用されていたということが発覚してびっくり。ジャンル決めの抽選箱のなか(抽選箱じゃない)どうなってんだ。ソフランが別に得意というわけではない&スクラッチがやりたかったとのことで、それでもソフラン曲を練習し続け、しっかり勝ち点稼いでいっている姿に改めてプロ精神を感じました。数少ない先鋒ソフラン曲一生練習してるのプレッシャーやらクォーター以降やら色々考えてしまい気が狂いそう。偉すぎ。

 

第24試合
SILKHAT vs GAME PANIC

 

■これぞ一番見たかった「マジカル・ミラクル・イリュージョン」

 今回の試合はいわずもがな、SEIRYU選手が大将戦で2勝してチームを逆転勝利に導いたのが本当に良かったです。あのThe Sampling Paradiceの時の、「あれ、SEIRYU選手が勝ってる.....? でも、皿地帯でMIKAMO選手が追い上げてくるはず....、いやまだSEIRYU選手が逃げ切れてる.....?! 点差もどんどん開いていく.....?!」感半端なかった。最後の鍵盤地帯で逃げ切ってほしすぎて思わず「行けーーーーーー!」と競馬のごとく応援してしまいました(競馬エアプ勢)。いや陸上競技かな......?

 

 シルクハットは現在最下位、今回の試合に負けると敗退がほぼ確定する(※自信ない)という状況のなか、MIKAMO選手の自選曲は皿がやや多いThe Sampling Paradice。ということで、「皿で差をつけるつもりなのかな、これはシルクハット大将戦2勝はなかなか難しいんじゃないか」と頭のなかでは分かっていつつも、「でもこれであっさり負ける姿は見たくない、逆転してくれるかもしれない」と信じたい気持ちも捨てきれず見ていたので、SEIRYU選手が最後の鍵盤地帯を駆け抜けていく姿がめちゃくちゃ輝いて見えました。両腕を挙げて思いっきり勝利を喜んでいる彼の姿で、なおさら泣けましたね.......。予想外のトラブルなど何かとシルクハットに厳しかったBPLの神がやっと味方してくれた感.....。

 そしてEXIT選手の感涙する姿もただただ良かったですね、ノバ戦での悔し涙の伏線回収すぎた。そして(シルクハットを中心としたストーリーの)カタルシスを感じさせるような涙にも見えました。BPLは物語。。。

 どのチーム応援していても「このチームを応援していて良かった」と思わせてくれるような熱い展開が自然と生まれているのがほんと凄い。どの選手も本気で戦ってくれているからこそですよね。いつも最高の水曜日をありがとう.....。

 

 

 「今回の試合みてウルッと来ない人いないでしょ、色んな人に見て欲しすぎる」となったんですが、これまでのBPLを見ていないとここまで熱くなれないのかなとか思ったり。もはやBPLは1本のドラマですね。。。そろそろIIDX部門は終わりにさしかかっていますが、オフシーズンはボルテ部門を応援しつつ、音ゲーやっていない人に向けてBPLの布教活動に努めたいと思うこの頃です。というかシーズン中にやりたかったことだったけど....................................。明日の配信も楽しみです。

 

BPL S2 レギュラーステージ 第21・22試合 感想 / SUPERNOVA Tohoku vs GiGO / ROUND1 vs APINA VRAMeS

 

 プレイボーーール!!!!!

 状態のDivine Heavenだった。甲子園のサイレンかと思ったわ(この例えをするのが1ヶ月遅い)。森一丁さんの第21試合前ナレーション→Divine Heavenが流れる時、心の準備が出来てなさすぎて「やめろーーーー!!!!!!」ってなりました。

 今回の配信はノバvs GiGOが良すぎましたね。レベルの高い戦いを見せてくれるのはもちろんのこと、やっぱりプロシーンにはストーリー性(と共感させてくれる仕掛け)が大切だよなあと改めて感じた試合でした。ということで早速感想を書いていきたいと思います。

 

【以下ネタバレ注意】

 ・曲にも選手に対しても知識が浅いです。

 ・ポエムです。長いです。

 ・随時加筆修正していきます。

 

 
第21試合
SUPERNOVA Tohoku vs GiGO

 

■今回の試合ほどストーリー性のある試合はなかった

 今回の注目カードと言えばなんといってもWELLOW選手 vs (元SUPERNOVA Tohoku所属の)CORIVE選手な大将戦。ただの元チームメイト対決ならまだ10000000000万歩譲れた。でも、「お互いまだクォーターに進めるか危うい状況で、この試合結果が大きく影響する」って状況付きなんですよね......。どっちも応援しているチームなので、本当にどうしてこうなった(AA略)。

 

 今回の試合、ノバからすると「手堅い選手を揃え、開幕前は優勝候補と期待されながらも、苦しい戦いが続いてきたSUPERNOVA Tohoku。なんとか軌道に乗り始めた矢先そこに待ち受けていたのは、GiGOの大将として進化を遂げた元チームメイトCORIVEだったーー......」みたいなストーリーが、

 GiGOからすると「初参戦チームながらも結束力の高さで、独自のスタイルを貫き戦ってきたGiGO。しかし、自分たちが有利に見えたAPINA VRAMeS戦ではまさかの敗北。次の試合で勝たないといけない絶体絶命な状況のなか、次に待ち受けていたのは無情にもSUPERNOVA Tohokuだった。聖鍵は古巣を貫き、新しい仲間との道を切り開くことが出来るのかーー……?」みたいなストーリーが見えてこない? 私はあまり上手く表現出来ませんが、文章上手勢が書いたら最高の演出が出来上がると思います。

 

 試合前コメントでWELLOW選手が「もっと平和なタイミングで戦いたかったなあっていうのも少しある」っておっしゃっていましたが、本当に本当にそれだった。「お主も腕を上げたのお」みたいな平和エンドが見たかったわけよ...........。

 一方CORIVE選手のコメントは「ノバに成長した自分の姿と、ここまで一緒戦ってきたGiGOの仲間たちが最高であることを見せつけてやる」という気持ちが溢れているように見えて、昨シーズンからのノバファンなので元彼との決別みたいでとてもぶっ刺さった。あと、自らこの試合の演者として振り切ってパフォーマンスしているのが良かった。相変わらずプロ選手としての見せ方をよく分かっていらっしゃる。なかなか誰でも出来ることではないよ。

 

 この指定Aでの戦いが余計にこの試合の勝敗の予想しづらくしてくれてましたよね。試合までの一週間ひたすら頭抱えてた。指定Bだったらノバが有利そうなジャンルですが、GiGOにはCYBERX選手とLOOT選手という精度が高い二人が先鋒中堅にいるのがまた.....。

 

 

■それぞれの良さが光る良い試合だった......

 試合はそれぞれの選手が、自分らしさを発揮しているめちゃくちゃ良い試合でした。それに加えてノバはチーム全体の長所(ドラ1格が2人いる+それを支えられる安定感のある選手がいる+手堅い戦略が描ける)も生かせていたのが勝利に繋がったのかなと思いました。

 なんか勝手にノバは他のチームに比べてドライな関係なのかなと思っていましたが、試合を経るにつれてメンバーの勝利に対して分かりやすく喜んでいる姿を見られることが増えてきて、関係の深まりを感じてとってもエモい。8S.選手とWELLOW選手が拳を突き合う姿BPL1イカつくてよかった。

 

 先鋒戦では、今シーズン自選曲負け無しのFRIP選手が、ついに負けてしまいドキッとしましたが、次の他選曲(しかも歴代保持)で同点まで詰めるという仕事人っぷり。やっぱり出場したら何か起こしてくれるこの信頼感。そしてCYBERX選手は、またもや他選曲を喰らう精密機械っぷり。最初らへんの対戦相手が強すぎたのもありますが、試合を経ていくなかで強くなってきた&プロとしての立ち回り方に慣れてきたのかなって思いました。

 

 中堅戦では、「~スクラッチ譜面 VELVET選手しか勝たん~」という気持ちになりました。自選曲で途中点差が詰まりドキドキしたものの、「まあ彼なら皿地帯で逃げ切ってくれるでしょう」と思わせてくれるこの圧倒的安心感よ.....。

 ドラフトの選手紹介動画で、「先鋒・中堅・スクラッチは俺に任せろ」と仰っていましたが、有言実行してるの漢のなかの漢すぎ。あと「いまが俺の全盛期」って言い切れるのマジで良すぎる。もはや一生全盛期。話逸れますが、今ドラフト会議の新規選手候補紹介の動画見直すとマジで味わい深いです。

 LOOT選手は今回も正規で真っ向勝負スタイルなのが良かった。自選曲ではあまり普段の力を発揮出来なかったようでしたが、とはいえ練習ではVELVET選手を追い詰めるほどの高いスコアを出していたの凄すぎる。そしてそれに勝つため死に物狂いで練習したVELVET選手もえら~い。

 

 そして大将戦では、試合前コメントや選手紹介であんなに穏やかな表情をしていたWELLOW選手が大将戦になった途端に鉄の表情になって震えた(待ってました)。真の姿を現したな感.....、CORIVE選手&GiGO応援勢視点だとラスボス感半端なかったのでは。。。CORIVE選手は合法譜面で自分らしいスタイルの勝負ときたなと思っていたら、無慈悲すぎるストラテジーカードで勝利を確実にさせたノバ。自選同士で戦って試合を熱く演出させたいところだけど勝たないと意味ないもんね.....冷静。

 大将戦ソフランって昨シーズンのノバ的に思い出のジャンルだと思うんですけど、それでこんな大事な戦いするの......運命が残酷すぎる、お気持ちが無限に浮かぶ。。。

 

 試合はノバが勝利しクォーターファイナル進出圏内に。ここまで本当に長かった.....。WELLOW選手のコストは尽きましたが、まだVELVET選手がいるのが心強すぎますね。やっとチームの長所が点と点で繋がり始めた感。GiGOはさらに追い込まれた状況になってしまいましたが、きっとまだ舞えるはず!!と信じたいところです。クォーターでGiGOが勝ったらドラマがありすぎて泣くけど、それはノバ敗退を意味しているのでそれは嫌だ........というこの悲しきピエロ視聴者感よ。

 

 

第22試合
ROUND1 vs APINA VRAMeS

 

★ノバ vs GiGOでポエム書きすぎて時間がなくなった&オフで色々用事があり色々と余裕がないので、簡略に書きます。

 22試合自体の感想というよりは、試合を見て考えたおおまかな話になりますが、記しておきます。こういう話はもっとじっくり考えて書くべき内容だと思いますが......。

 

 BPLが本来ならば個人戦である音楽ゲームをあえて団体戦として競わせているのは、(音ゲーが実力至上主義的な世界ゆえに)勝ち方がワンパターン化するのを避ける=「どうせ●●が勝って終わりでしょ」みたいに飽きられていくのを避けるためなのではないかと個人的には思っています。

 あとは、「音ゲーは自分の力だけでしか戦えない」という考えから解放させる的な面もあるのではと思っています。「一人では勝てない相手だけど、(それぞれが得意分野を持ち寄ることで)みんなで協力して勝てた!」みたいな、友情!努力!勝利!な少年漫画的ストーリーを実現させることで視聴者をより熱狂させるためとか色々。

個人戦のプロリーグだとDOLCE.さんが優勝するかU*TAKA選手が優勝するかの2パターンしか見られなさそう。それはそれで面白そうだけど。あと普通にSFLを音ゲーに落とし込んだだけとかだったらごめん。

 

 .....と思うんですが!! そんな考えを圧倒的な火力でねじ伏せてしまうU*TAKA選手!!! 強すぎる!!! あといつでも全力で戦う姿めっちゃプロ!!! 音ゲーをあえて団体戦で競わせようと考えた人の脳みそ今頃焼かれてそう。つくづく脅威です(褒めています)。

 言いたいことが上手くまとまらなかった......雰囲気で読んでくれたら嬉しいです。ここらへんの話って触れ出すとマジでキリがない。

 

 ボルテのドラフト情報が公開され、いよいよIIDX部門が終わるんだなあと感じるこの頃です。ボルテは殆ど分からないので楽しめるか不安な一方で、ということは「音ゲーを知らない人がBPLを見る」に近い状態で見られるのかもしれないな、気持ちが理解出来るかもしれないなと少しワクワクしています。

 の前に、まずはIIDX部門の終わりを見届けなければ。なんですけど、仕事やらオフの用事やらでさらに忙しくなりそう(そしてわずかな時間をビートマニアにつぎ込みたい)なので、次回以降はもしかしたら感想記事が更新出来ないかもしれません。が、めちゃくちゃ楽しみにしているレジャーランド vs ノバ と GiGO vs Tradzの感想は書けたらいいな.....。本当にこの筆の遅さと怠け癖を矯正しなければ。。。

 

BPL S2 レギュラーステージ 第19・20試合 感想 / GiGO vs APINA VRAMeS / ROUND1 vs レジャーランド

 

 BPLファイナルとEDPのリアルイベント開催が発表されましたね。IIDXファンの夢すぎイベント!!! 音ゲーeスポーツの歴史的イベントを目に焼き付けるためにも絶対に行きてえ~~~~~~~~!!! 
 でも..................都合が合わねえ~~~~~~~~~!!!!(理由はtwitterに流している 冗談のノリで交渉したけど「ダメだよ」ってマジレスされた 終) 辛すぎる、あと2週間開催遅らせてくれませんかね......。お金払うのでリアタイ配信してほしすぎる。。。

 ああ行きたすぎる......。選手やアーティストの姿はもちろんのこと、推しチームのユニフォームを着て参戦するであろうファンたちの姿が見たすぎる......。どうして......。

 今は情勢的にやりづらいでしょうけど、将来的にはこうやって観客有りの試合イベントが増えたらいいですよね。今はどの方も兼業プロだと思いますが、ゆくゆくは専業でやっていけるくらい大きなコンテンツになってほしい。そのためには今!!!! 今、金を落とすべきなのに!!!!!! 悔しい。。。

 ということで今回も感想 -お気持ち- を書いていきます。

 

【以下ネタバレ注意】

 ・曲にも選手に対しても知識が浅いです。

 ・ポエムです。長いです。

 ・随時加筆修正していきます。

 

(個人メモ:今回はリアルタイムではノンコメンタリー版が配信された)

 

第19試合
GiGO vs APINA VRAMeS

 

■優勝経験チームで際立つ初心

 今回の試合は大将戦がスクラッチということで、大将戦にCORIVE選手がいるGiGO有利だと思っていましたが、蓋を開けてみれば46選手がまさかの自選を通してアピナの逆転勝利。CORIVE選手相手に、(Routingで)どんどん点差が開いていく光景に思わず「嘘でしょ......?」となりました。アピナがラウワンとの戦いの前に1勝が掴めたのあまりに大きすぎる。

 CORIVE選手といえば昨シーズンではいわゆる合法曲で自選を通すことが多々ありましたが、その戦法がよりによってこんな時に刺さってしまったなんて......。

 多分大抵の人が今回の試合はGiGOが有利だろうと思っていたと思いますが、46選手が磨いてきた自選曲を信じて貫き通したのがめちゃくちゃ眩しかったです。優勝経験があるチームに所属しているからこそ尚更際立つイノセントなこの感じ......。ただの視聴者ですがBPLに対して初心を思い出しました。(ポエム乙)

 

 そしてKENTAN選手のスランプ解消のために本番時にチームに自選曲を決めて貰った&それでしっかり自選通したってのも凄い......。アピナは実力があるだけじゃなくて「仲間と力を合わせて勝てた!」みたいな団体戦の醍醐味もしっかりこなしているのが、王道って感じがしますね。

 

GiGO 次の対戦相手は................SUPERNOVA Tohoku......................

 試合終了後に筐体前で立ち尽くしているCORIVE選手や、うなだれているNCHO72選手の姿がめちゃくちゃ苦しかった.....。ということで、GiGOも再び厳しい状況になってきましたが、そんな状況のなか次の対戦相手はSUPERNOVA Tohoku..........................................................................。元所属チームとクォーターファイナル進出ボーダー争いって.....運命が残酷すぎる。。。。

 しかも先鋒戦にFRIP選手、そして大将戦はWELLOW選手 vs CORIVE選手ときた。こんな同窓会は嫌だすぎる(?)。なんでや......昨シーズンあんなにみんなで勝利目指して頑張ってたじゃん.....なんでこんなことに.......ってなってたら、かめりあさんが流したTOMAHAWKで昨シーズンの思い出が蘇ってさらに泣きました。どうして......。

 CORIVE選手の立ち回りは(元所属チーム的な意味で)ノバが一番理解しているでしょうから、CORIVE選手が新しい仲間と共にその予想を裏切っていくのか、それとも真っ向から戦っていくのか注目ですね。自然にこんな最終決戦感ある流れになる面白すぎる。狙ったのかといいたくなるくらい出来すぎている。どっちも応援しているチームなので、どちらが勝っても負けても次回は感情が爆発しそうです。

 

第20試合
ROUND1 vs レジャーランド

 

■ピンクはレジャーランドで、青はアピナってコト?! -違った-

 ここまで全勝のレジャーランドを食い止めに来たかといわんばかりに、ラウワンはコストフル稼働な出場メンバー。ノバ戦に続き、絶対に抑えに来てる~。

  U*TAKA選手が髪にピンクと青のメッシュを入れていて、なんでその色なんだろうと思いましたが、ラウワンは今回レジャーランドと戦い、次はアピナが控えている.....。ま、まさか相手チームの色を自分に取り込んで、さらに強くなるってメッセージなの?!「レジャーランド、APINA VRAMeS.........其の嘆きこそ我の糧也。」ってやつ?! 怖すぎるよ!!!とブルブル震えていましたが、普通にABSOLUTE EVILのBGAキャラをイメージしてのヘアスタイルだったようです。鈍くて申し訳ございませんでした。スタイルが良いので何やっても良い感じになりますね。

 

 今年のラウワンの何が怖いって、ただでさえ最強クラスの選手(U*TAKA選手)がいるのにその本人がチーム全体の底上げをしようという考えのもと、自分のノウハウをチームメンバーにも伝授しているところ。そしてそれが試合にしっかり結びついている(I6VV選手のファインプレーが特に)ところ......。本当に挑戦者じゃねえよ.....。(※元ネタ:ラウワン振り返り配信)

 

■自分たちのペースがあるレジャーランド

 今回の試合でついにレジャーランドの連勝が止まりましたが、U76NER選手のera (nostal mix)の派手なギアチェンスタイルや、DINASO選手が本番で歴代をたたき出すという偉業を成し遂げたりとしっかり見せ所を作っていきました。昨シーズンと同じメンバーといえどやっぱりもう全然違うチームだ......。

 今回の試合はレジャーランド的に因縁の戦い・ヒリついた試合ムードになっていたのかなと思いましたが、1-PIN選手が自ら「今日は珍ビ」宣言をしてしまい、それでチームの緊張した雰囲気がほどけた、というエピソード(振り返り配信情報)がなんともレジャーランドらしくて笑ってしまいました。試合の勢いは変われど、チームの雰囲気は変わっていなくて良かったです。やっぱ推せる。今シーズン強すぎて(正統派チームになりすぎてて)ちょっと忘れかけていましたが、レジャーランドはやっぱこのマイペースな感じであってほしい(厄介ファン)。

 レジャーランドはクォーターファイナル争いからは1抜けしてますので、残りの試合で変に肩入れて自信失うよりは、ちょっと冒険した試合をやってみるのも有りなんだろなと思いました。上位チームと下位チームではBPLの見え方が全然違うなあ。

 

 

 ↑でも書きましたが次回はノバ vs GiGOということで、個人的にノバ vs ROUND1級に神回になる予感しかなくてめちゃくちゃ楽しみな反面、試合が終わった後、どちらかのチームが負けたという事実を受け止めないといけないのがしんどすぎる。この1週間、素人なりにいろんな試合の流れを考えたりしたんですが、どれもキッッッッッツい。でも頑張って目に焼き付けるぞ。。。

 

BPL S2 レギュラーステージ 第17・18試合 感想 / GAME PANIC vs TAITO STATION Tradz / SUPERNOVA Tohoku vs SILKHAT

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 レギュラーステージも終盤にさしかかり、ヒリついた試合が続いているので「みんな優勝にしてくれよ~~~!!!」という気持ちと「戦え......もっと戦え......」という気持ちがせめぎ合っているこの頃です。ということで今回も感想を書いていきます。

 

【以下ネタバレ注意】  

・曲にも選手に対しても知識が浅いです。  

・ポエムです。長いです。  

・随時加筆修正していきます。

 

 

第17試合
GAME PANIC vs TAITO STATION Tradz

 

■どのチームがクォーターファイナルに進出するか本当に分からなさすぎる

 試合はゲーパニが念願の勝利。今シーズンなかなか苦しい状況が続いていたゲーパニですが、「やっと自分たちがやりたい試合展開を作れた」という印象を受ける試合でした。追い込まれてから調子良くなりすぎでは......? 

 正直、「ゲーパニはなぜあそこまで『ドラ1のMIKAMO選手を中堅戦・PEACE選手(や54GAYA選手)を大将戦に配置』ってオーダーをしまくるんだろう.....」と思っていましたが、今回の試合でやっと理解出来ました。大将戦は強者揃いで自選通すので精一杯だから、それよりはドラ1のMIKAMO選手を中堅戦に置いて確実に2タテさせる・他の選手に大将戦で自選を取ることに専念してもらうみたいな構成にしているんですね(解釈合ってるか不安すぎる)。確かに今回みたいにハマったらめちゃくちゃ効率良いな~。

 さて、以前の記事でTradzは8割くらいの確立でクォーターに行くだろうとかのんきにほざいていましたが、今回のゲーパニ勝利で本当にどのチームが進出するか分からなくなってきましたね。面白くなって来たぜ..........。ゲーパニはもちろんのこと、Tradzは今度コラボビールが出るとのことなので、クォーターファイナルに進めればリアル「酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞ」になるので、その光景のためにもぜひ残りの試合も頑張って欲しいです(どんな理由)。

 

 ところで、ゲーパニの勝利者インタビューでPEACE選手が「練習どうこうというより、気持ちが大事ということが分かった」的な話をしていて、そういえばゲーパニは初戦相手のノバに対して、(ちゃんと投げた理由はありましたが)論理的というよりは感情的な感じでストラテジーカードを投げまくって勝利を掴んでいたことを思い出しました。

 実際あの戦略でノバの計画は大きく狂ったような印象だし、気持ちが入りまくったゲーパニはこのリーグ状況を変えるかもしれないなと思いました。しかしあの試合でストラテジーを使いまくってしまったばかりに、ゲーパニはその後の試合で苦戦した印象ですので、ノバの首もゲーパニの首も生綿で締められているこの感じ.....。いわば毒がまわってる的な状況からどちらのチームが先に抜け出すのか気になるところです。

 

 

■MIKAMO選手 vs NORI選手というカードがついに実現

 NORI選手といえばBPL ZEROにて、MIKAMO選手の代打としてプロのキャリアが始まった選手。そんな彼は持ち前のスコア知識や分析力を生かして、「チーム戦では純粋な実力だけでなく、相手を分析して戦うことも必要である」ということを伝えてくれたり、SNS等でのPR力がぶっちぎりのドラ1クラス(?)人材として完成されたりと、今ではプロシーンに欠かせない存在となりました。そしてMIKAMO選手もその後プロ選手となり、今では立派なIIDXアイドルです(雑)。

 そんなプロ選手としては同じ世界線に存在していなかったかもしれない二人の対戦がついに実現したの、これまでのBPLを思い出すととてもエモい......。NORI選手的に厳しい戦いかなと思いましたが、MIKAMO選手にしっかり食らいついて姿を見て、なんというか(当たり前なんですけど)NORI選手はプロになってからめちゃくちゃ努力してきたんだろうな......と改めて感じた試合でした。代打選手スタートでここまで来られてるの凄くない......?

 

第18試合
SUPERNOVA Tohoku vs SILKHAT

 

■ここまで長かった.............

 ノバが2勝目を飾ってくれました。本当に良かった~~~~!! 先鋒ANSA選手中堅EXIT選手大将SEIRYU選手なこの鬼門をよく突破してくれた........。いつもは勝っても負けても落ち着いた雰囲気のノバですが、今回は勝利後に抱き合ったり涙したりと分かりやすく感情を露わにしている姿にニッコリでした。ラウワン戦での次に繋がる負けからのこの勝利は嬉しい~。個人的にはVELVET選手とWELLOW選手が抱き合う姿が熱くて良かった。

 まだまだ厳しい状況には変わりないですが、ギリギリでクォーターファイナル進出に滑り込んでくれることを祈っています。ヒヤヒヤさせてくれるのがまた応援しがいがあって楽しいです。

 

 今回の試合はただただ「ここにFRIP選手の銅像を建てよう」って感じでしたね(?)。FRIP選手的にSCOREは慌てて解禁したくらい(振り返り配信情報)だったのに、同点まで持ち込んだの凄すぎて笑ってしまいました。この出場すると何か起こしてくれるーー何かと”持”っているの、めちゃくちゃ””””プロ””””。

 そして、自選では満を持してCalvados Queenを投げることが出来ましたが、昨シーズンでこの曲をストラテジーをしたのは、当時シルクハットの選手だったHAL監督。今シーズンは同じチームの仲間として戦ってるのアツすぎ特大伏線回収じゃん......。

 

 持っているといえば、8S.選手もありえないストラテジーカード発動させてて笑ってしまいました。なんでストラテジーカード使って自選曲おかわり(2 tribe 4 K)出来るんだ。ストラテジーカード被弾貯金が貯まると、自分がストラテジーを投げる時に好きな曲を選べる制度でもあるのかと思いました(?)誰もが「これは8S.選手2タテだな」と思ってしまったと思いますが、そんな油断を逃さず刺したEXIT選手よ......。っていうか8S.選手がストラテジー貯金貯まってるなら、EXIT選手ももうとっくに貯まってるんだよすぎる。

 

beatmania IIDX、厳しい世界すぎる

 個人的にノバに肩入れしてるとはいえ、今回はやっぱりEXIT選手に感情移入してしまう試合でした(どこか漂うサイコパス発言)(自ら言っているうちはセーフ)

 思えばEXIT選手はSEIRYU選手のコストを存分に発揮出来るよう、代わりに厳しい戦いを請け負ったり、いざ同格の相手と戦えるとなったらストラテジーカードを投げられて思うように試合が進められないと、全BPL選手のなかでも特に苦い思いをさせられてきた選手ではないでしょうか。それは今回も同じで、しかも今回に関してはストラテジーで変わった曲が相手の得意曲という鬼のような展開。BPLがEXIT選手に試練を与えすぎ。

 これまでどんな試合結果になろうとも落ち着いた姿を見せていましたが、試合後椅子にうずくまってしまった姿に悔しさが痛いほど伝わってきました。彼はコストが残り10しかなく、出るとしてももう先鋒戦しか出られない状態になってしまいましたが、これじゃまだ何もやりきれてない感半端ないだろうな......。(もう充分仕事したと思いますが.....)

 EXIT選手は長いIIDXキャリアを持つ方とのことですが、そんな方でもこんなに悔しい思いをさせられるbeatmania IIDX、なんて厳しい世界なんだ......と改めて思いました。でもだからこそ20年以上に渡り、多くの人々を魅了し続けているゲームなんだろうなと思いました。罪なゲーム.....。

 

 

 

 次回はついにラウワン vs レジャーランド戦です。昨シーズンでレジャーランドはラウワン戦に負けたことよりセミファイナルへの道が断たれてしまったので、因縁的な戦いになりそうです。今シーズンのレジャーランドは快進撃が続いていますが、ラウワンが連勝を食い止めにいくのか、それともレジャーランドがチーム力でリベンジを果たすのかとても楽しみです。

 GiGO vs アピナでは、GiGO有利にみえる課題テーマなので、ここからまたクォーターファイナル進出争いが荒れそう・アピナはUCCHIE選手不在&NIKE.選手のコストもそろそろと厳しいなかどう立ち向かっていくのか気になるところです。明日の試合も楽しみです。

 

 ここまで読んでくださりありがとうございました。